概要
ドラえもんカラー作品集2巻及び、藤子・F・不二雄大全集14巻に収録。
これで写真をスクリーンに投影すると、その写真の中に入り込むことができる。
アニメにおける原作との主な相違点
大山版
- 1981年7月7日放送。
- サブタイトルが「しゃしんはいりこみスコープ」に変更。
- 冒頭には、帰宅してきたパパをドラえもん達が玄関まで出迎える描写があり、ハイキングの写真は昨年に撮られたもの。
- 湖で遊ぼうと提案したのはドラえもんに、鬼ごっこしようと提案したのはしずかになっている。
- 本編終了後のショートアニメは、海が映ったスクリーンから出てきたドラえもんが、尻をカニに挟まれ痛がり飛び上がるというもの。
水田版
- 2020年10月10日放送。
- 扉絵をリスペクトしたサブタイトル画面では、ドラえもんはこちら側を向いていた。
- のび太は帰宅してから来てアルバムの写真を見ている。そして写真の風景は放送時期に合わせて秋に変更されている。
- ドラえもんはこの道具にセットする写真をいくつかの写真から選び入れている。また、写真の位置を移動させたのは、写真の中の自分達と会ってややこしくなるのを防ぐため。
- 最初に選んだ写真の時間が途中で止まってしまったため、既に双眼鏡を持っていない岩山の写真との間に撮った写真に入り込むことにした。だがこの時もまだ双眼鏡を無くしておらず、蜂がこちらにやってきたので、引き返すことにした。
- そこで次は岩山の写真に入り込むが、この時もドラえもんが一時的に持っていただけで、双眼鏡は無くしていなかった。
- 次に湖の写真に入り込むと、猿が双眼鏡を持っていくのを目撃したため、モーターたらいで後を追うことにした。しかし猿が逃げたので、ナゲーなげなわを使って双眼鏡を取り戻した。そして実はこの猿が今までの写真にも写っており、双眼鏡を狙っていたことも判明した。
- 写真の中で遊んでいこうと提案したのはしずかで、この後のび太が湖に双眼鏡を落としたのは、滑った拍子に双眼鏡を蹴ってしまったか。またママがご飯ができたと、呼びに来る場面はカットされている。