概要
演:天野浩成
「428〜封鎖された渋谷で〜」の登場人物。
このゲームで最初にプレイするシナリオの主人公であり、加納が主人公のシナリオは最後の時間帯まで続く。
人物
警視庁渋谷中央警察署の新米刑事で、所属は刑事課強行犯係。学生時代にラグビーで鍛えた強靭な足腰の持ち主。性格は、真面目で正義感が強く青臭い熱血直情バカ。捜査の際は先輩刑事の笹山裕二とバディを組んで行動している。
尊敬する先輩刑事・建野京三の言葉の数々を「デカ魂メモ」に書き留め、行動規範としている。しかし直情的な性格が災いし、何かと暴走しては諸先輩方に尻拭いをしてもらっているようだ。
大沢マリア誘拐事件では、身代金受け渡しの現場のバックアップメンバーとして捜査に参加。大沢ひとみから身代金入りのカバンを受け取った外国人・タリクを追跡し始めたことから、事件捜査に大きく関与。やがてアメリカ大使館の保安課員・ジャック・スタンリーと合流、一緒に動くこととなる。
恋人の工藤留美は女優の「長濱まさみ」に瓜二つの美人らしいが、作中では一度も顔が映ることはない。誘拐事件捜査と時を同じくして彼女の父・工藤静夫が何故か上京してきており、加納は何とか結婚を認めてもらおうとこちらでも奮闘する。
渋谷中央署
「街~運命の交差点~」で登場した架空の警察署。「渋谷署」という略称で呼ばれることが多い。映像で登場する建物は本物の渋谷警察署の模様。刑事課には他に梶原義男がいる。また、本庁の久瀬宏二管理官も、元は渋谷署の刑事だった。
「街」では渋谷署の面々として少年係の雨宮桂馬、麻生しおり、権田玄三、ベテラン刑事の鯨井、捜査課長の梶本将一郎、資料室長の沼田岳義、署長の都倉純一らが登場している。
余談
演者の天野浩成氏は過去に『仮面ライダーブレイド』に出演していたが、加納役にキャスティングされたのは、スタッフに同番組のファンがいた為らしい(スタッフブログより)。
選考中に天野氏の写真があるのを見た当時スタッフの一人であった奈須きのこ氏が「橘さんじゃないですか!!」と興奮し、総指揮のイシイジロウ氏が「こんなに愛されてる人なら採用しよう」となったという。