ついに、再び皆の前に現れることができたな。
効果
勝利の覇闘ガイラオウ |
VIC 火文明 コスト9 |
ドラグハート・クリーチャー:ガイアール・コマンド・ドラゴン 11000 |
スピードアタッカー |
W・ブレイカー |
各ターン、はじめて自分が攻撃された時、このクリーチャーとその攻撃クリーチャーをバトルさせてもよい。 |
龍解前⇒《覇闘将龍剣ガイオウバーン》 |
覇闘将龍剣ガイオウバーン |
VIC 火文明 コスト5 |
ドラグハート・ウエポン |
このドラグハートが出た時、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。そのクリーチャーとこれを装備したクリーチャーとバトルさせる。 |
バトル中、これを装備したクリーチャーのパワーを+3000する。 |
龍解:自分のクリーチャーがバトルに勝った時、それがそのターン中、自分のクリーチャーがバトルに勝った2度目なら、このドラグハートをクリーチャー側に裏返し、アンタップする。 |
龍解後⇒《勝利の覇闘ガイラオウ》 |
概要
『スーパーVデッキ 勝利の将龍剣ガイオウバーン』にて登場したドラグハート。
猛烈将龍ガイバーンがパワーアップしたカードだが、使い方は結構異なる。
まずウエポン面。
将龍剣ガイアールにパンプアップ効果が追加された効果で、龍解条件もバトルの勝利数を要求する為、ガイアールよりも一手間かかる。
その分出した時の強制バトルで勝利数を稼げ、相手が殴り返しを警戒して温存したクリーチャー、召喚酔いで攻撃に参加できなかったクリーチャーの排除が可能。
パンプアップもある為、低コストのメタ効果持ちを確実に破壊できるスペックで、スピードアタッカーや二刀龍覇グレンモルト「王」で無敵王剣ギガハートを出せれば、更なる追撃で龍解条件を満たせる。
ギガハートならバトル中破壊されずにスピードアタッカーを得られる為、スレイヤー効果持ちや高パワーのブロッカーに阻まれても安全。
永遠のリュウセイ・カイザーでタップ状態にされても使えるのは地味に無視できない。
そしてクリーチャー面。
ガイバーンが低パワーのクリーチャー破壊であったのに対し、こちらは相手クリーチャーとの強制バトルによるカウンター効果。
実質最初の攻撃に対するブロッカーとして機能し、パワー11000以下なら強制バトルで防御に成功する。
この効果は「選ぶ」効果でない為、異端流しオニカマスの様なアンタッチャブルにも有効。
ただし、バトルに勝利しなければ攻撃が通る上に、EXライフの様な身代わり効果での破壊回避にも弱い。
このカードの強みは、龍解条件を一気に満たせばスピードアタッカーもあって速攻性が高く、返しのターンにカウンターで防御できる点。
バトルへの勝利が条件なので、最低でも相手クリーチャー2体排除した上でカウンター効果で迎え撃てる。
ただし、強制バトルは1回目限定なので、狙ったクリーチャーの排除ができず、ガチャンコガチロボやキング・マニフェストの様な展開力のあるクリーチャーには不利。
仙界一の天才ミロクでも使わなければ基本的に火文明での運用なので、ボルシャック・ドギラゴン、百鬼の邪王門等でカバー可能。
背景ストーリー
超全集によるとグレンモルトの父、リベットの魂に触れた事で誕生したガイバーンの強化形態で、オウギンガと共にモルトの相棒として活躍した。
そして最終決戦ではオウギンガと合体し、最終形態に相当する超戦覇龍ガイNEXTへと至り、勝利に貢献した。
余談
ウエポン面の名前は波動昇龍拳が元ネタか。
クリーチャー面は北斗の拳を採用していると思われ、奇しくもアニメでオウギンガと共に勝太が使用した際、北斗の拳オマージュの演出が多かったりした。