奈落で蠢く亡者達よ、その黒き渇望で光を飲みこんだれやぁ〜!
3~D~龍解〜!
我臥牙!ヴェロキボアロス!!
効果
邪帝斧ボアロアックス |
P 自然文明 コスト4 |
ドラグハート・ウエポン |
このウエポンをバトルゾーンに出した時またはこれを装備したクリーチャーが攻撃する時、自然のコスト5以下のクリーチャーを1体、自分のマナゾーンからバトルゾーンに出してもよい。 |
龍解:自分のターンの終わりに、バトルゾーンにある自分のクリーチャーのコストの合計が20以上であれば、このドラグハートをフォートレス側に裏返してもよい。 |
龍解後⇒《邪帝遺跡ボアロパゴス》 |
邪帝遺跡ボアロパゴス |
P 自然文明 コスト7 |
ドラグハート・フォートレス |
クリーチャーを自分の手札から召喚した時、自然のコスト5以下のクリーチャーを1体、自分のマナゾーンからバトルゾーンに出してもよい。 |
龍解:自分のターンのはじめに、バトルゾーンにある自分のクリーチャーのコストの合計が30以上であれば、このドラグハートをクリーチャー側に裏返し、アンタップしてもよい。 |
龍解前⇒《邪帝斧ボアロアックス》 |
龍解後⇒《我臥牙ヴェロキボアロス》 |
我臥牙ヴェロキボアロス |
P 自然文明 コスト10 |
ドラグハート・クリーチャー:ジュラシック・コマンド・ドラゴン 15000 |
(自分の手札からクリーチャーを召喚した時またはこのクリーチャーが攻撃する時、自然のクリーチャーを1体、自分のマナゾーンからバトルゾーンに出してもよい。 |
T・ブレイカー |
龍解前⇒《邪帝遺跡ボアロパゴス》 |
概要
『三段変形!龍解オールスターズ』で登場した3D龍解カードの1枚。
まずウエポンの邪帝斧ボアロアックス。
コスト5以下をマナゾーンから踏み倒せる効果で、その効果から基本は自然文明デッキでの使用となる。
このカードを出せるドラグナーは、龍覇サソリスと龍覇イメン=ブーゴ、そして龍覇ザ=デッドマン。
サソリスはこの3枚の中でコストが軽く、龍覇イメン=ブーゴは後述の多色戦術を採用するなら必須。
攻撃時のみならず、出した時にもマナからクリーチャーを呼び出せ、自然が入っているなら多色でも可能なのは優秀。特にイメン=ブーゴはマナゾーンを五文明化する為、優秀なコスト5以下クリーチャーを文明問わずに出せるようになる。
龍解条件が難しく感じるが、ドラグナー、このカードで出したクリーチャーに加え、牙英雄オトマ=クットやボルバルザーク・エクスといった、マナをアンタップ可能なクリーチャーとのコンボで頭数を揃えられる。
次にフォートレスの邪帝遺跡ボアロパゴス。
踏み倒したクリーチャーで減ったマナを補充できるのは、自然文明独自の強みなので噛み合っている。
このカードの強みは、条件さえ満たせば相手ターンでも使える点。
Sトリガーやニンジャ・ストライク等、相手ターン中に『召喚』できるクリーチャーは存在し、特に適当なシールドからSバックで出せる天真妖精オチャッピィとのコンボは強力。
コスト4以下をマナ送りにできる有毒類罠顎目ドクゲーター等、相手ターンに出して思わぬ打撃を与えられる。
そして我臥牙ヴェロキボアロス。
前者2枚だけでも十分強いが、最終形態に至るとコスト指定が外れる。自然の大型クリーチャーを即座に呼び出せ、染色戦術ならマナゾーンのあらゆるクリーチャーを踏み倒せる。ジュラシック・コマンド・ドラゴンには『各文明のコスト7以下を山札の上5枚の中から踏み倒す』邪帝類五龍目ドミティウスが存在し、マナが減ってもこのクリーチャーが攻撃するだけで簡単に発動できる手軽さが強い。
The邪悪寄成ギョウの様な、大型でロック効果・メタ効果持ちを出す事もできる為、猛攻を凌いでも相手にプレッシャーを与える事も難しくない。
もっとも、ウエポンとフォートレスの時点で十分な性能を発揮させられる為、低コストを次々展開する戦術なら、無理にこのクリーチャーに3D龍解させる必要は無い。
総じて上手くはまれば爆発的な展開力を見せる為、殿堂入りも納得のドラグハートである。
活躍
アニメでの寄成ギョウの初期の切り札。
上記したオチャッピィとドクゲーターのコンボや、ドミティウスを呼び出してからのクリーチャー大量踏み倒しでるるや勝太を追い詰めた。
因みに龍解時の台詞は毎度異なり、勝太戦の時には冒頭のものを披露。
背景ストーリー
イメン=ブーゴが所持するドラグハートの斧。
邪悪な斧とされている事から危険なドラゴンと思われるが、イメン=ブーゴがフェードアウトしたのでその後の動向は不明。
デットマンの奥の手の一つ、五邪王ニガ=ヴェルムートがこのドラグハートのウエポンを所持しているが、関連は不明。
不死鳥縫合ブラック・ビッグバンの対消滅を止めようと苦戦するギガンディダノスにバラギアラが援軍として到着。
対消滅に割り込む為、ギガンディダノスとバラギアラ自身も衝突し、そのエネルギーで対抗する奇策に思い至る。
そしてギガンディダノスは死を司る暗黒王デス・フェニックスを得てディダノス〈デスフェニ.Star〉に、バラギアラは原始を司るヴェロキボアロスの力を得てバラギアラ〈ヴェロキボアロ.Star〉にスター進化。
因み、ここで言う『原始』の力とは生命の力ではなく、欲望の力を指す。
対となる力をぶつけ合う事でブラック・ビッグバンを倒す事に成功する。
余談
2024年の神アートにて再録されたが、イラストが外伝漫画名場面であるのだが、龍覇サソリスがドングリ欲しさに通り魔やらかしてデットマンが復活、という何とも言えない内容になっている。