お前の夢も希望も、みんなまとめて奈落の底へ突き落としたる。
嘆き苦しみ、絶望しながら死ねや。
龍解!ドラグハート・クリーチャー、五邪王ニガ=ヴェルムート!!
効果
五邪王ニガ=ヴェルムート |
VIC 光/水/闇/火/自然文明 コスト11 |
ドラグハート・クリーチャー:ジュラシック・コマンド・ドラゴン 18000 |
Q・ブレイカー |
自分のマナゾーンにあるカードを、すべての文明のカードとして扱う。 |
クリーチャーが攻撃する時、相手は自身のタップされていないクリーチャーを1体選び、マナゾーンに置く。 |
龍回避−このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、バトルゾーンを離れるかわりに、フォートレス側に裏返す。 |
龍解前⇒《侵攻する神秘ニガ=アブシューム》 |
侵攻する神秘ニガ=アブシューム |
VIC 自然文明 コスト5 |
ドラグハート・フォートレス |
自分のマナゾーンにあるカードを、すべての文明のカードとして扱う。 |
自分のドラゴンが破壊される時、墓地に置くかわりにマナゾーンに置く。 |
龍解:自分のターンの終わりに、ドラゴンを5体、自分のマナゾーンから自分の手札に戻してもよい。そうしたら、このドラグハートをクリーチャー側に裏返し、アンタップする。 |
龍解後⇒《五邪王ニガ=ヴェルムート》 |
概要
『ドラゴン・サーガ 第3章 双剣オウギンガ』にて登場したドラグハート。
効果から龍覇ザ=デッドマンとのコンボを前提にデザインされている。
まずはフォートレスの侵攻する神秘ニガ=アブシューム。
マナゾーンを全ての文明として扱う染色効果が特徴で、薫風妖精コートニーの様に複数の文明、多色カードの使用を補助できる。
デッドマンから呼び出し、適当なカードでもマナが5枚揃えば、デッドマンのコスト代替効果が適用され、その上で龍解条件が代替効果と噛み合っている為、強力なドラゴンの展開を補助できる。
第2効果は破壊されたドラゴンのマナ化。
条件を満たせばすぐに龍解できる為、あまり使わない印象があるものの、龍解条件を満たす保険として使える。
そして龍解。
条件はマナゾーンのドラゴン5体の回収。普通に使うとマナが大量に減ってしまう為、自然文明の特色であるマナ加速でのカバーは必須。
見方を変えれば、上記のマナ化やマナ加速でマナゾーン落ちしたドラゴンを回収でき、序盤にマナ基盤にした三色の多色ドラゴンを戻せば、次のターンにデッドマンの効果での召喚や革命チェンジができる。
当然ドラゴン持ちのシノビも回収できるが、マナが減ってニンジャ・ストライクの条件を満たせなくなるリスクには注意。
一方クリーチャー面のニガ=ヴェルムート。
第1効果はマナの染色。フォートレス面と同じ効果なので、染色による戦術を問題なく使える。
第2効果はクリーチャーのマナ送り。
攻撃に反応する為、攻めにも守りにも使えるのは便利。
攻めるタイミングならブロッカーを減らす事ができるが、アンタップ状態&相手が選ぶ為、狙ったクリーチャーの排除ができない不安定さはある。
また相手がコッコ・ルピアの様な、低コストクリーチャーによる補助を使っていると、クリーチャーの数を減らせるがマナを増やしてしまう為、次の相手ターンで大型クリーチャー召喚を許してしまうリスクはある。
龍回避で場持ちは良いが、今度は龍解条件のドラゴンが不足する問題がある。
破壊されたドラゴンのマナ化だけでは心許ないので、別途マナ加速手段を確保しておいた方が良い。
このようにパワーも高く他のカードの補助としても有能なのだが、マナを五文明として扱う為、メガ・マナロック・ドラゴンの効果をモロにくらってしまうデメリットがある。
活躍
アニメ『VS』で寄成ギョウがホカベン戦で使用した切り札。
デッドマンで出したターン終了時に龍解し、マナ送り効果でホカベンの総攻撃を削ぐ事に成功。
そして自分のターン、デッドマンの効果で永遠のリュウセイ・カイザーを5マナで召喚し、これによりホカベンはクリーチャーをタップ状態でしか出せず、ギョウはそのクリーチャー達を次々にニガ=ヴェルムートで潰していく。
シールドも0となり、誰の眼から見てもギョウの勝利と思われたが、なんとギョウはあえてクリーチャーを攻撃。
ホカベンが諦めないのをいいことに、ロック状態でニガ=ヴェルムートでクリーチャーのみを攻撃していたぶる、パーフェクトパラサイトと言う外道行為を続け、ホカベンはデッキ切れによる屈辱的な敗北を迎える事に。
ルシファー戦でも使用。
しかし、パワーが0にならない限り場を離れない純潔の翼メダロスでマナ送りを封殺され、天命讃華ネバーラストに敗北。
そして勝太戦では、ルシファーから盗んだネバーラストを加えたリュウセイ・カイザーとのロックコンボを展開するも、ネバーラストの龍解の為に付与したブロッカーが仇となり、超爆デュエル・ファイアーで破壊されかけて龍回避した。
余談
名前の「アブシューム」は「ニガヨモギ」の学名「アルテンシア・アブシューム」から、「ヴェルムート」は「ニガヨモギ」のドイツ語読みから付けられている。
カードイラストからは分かりにくいが、結構ずんぐりむっくりなドラゴン。