「髪の毛はもらった!これでお前の偽物を作ってやる」
CV:依田英助(劇中では高音質になっている)
概要
絶滅種イソギンチャクの化石からマザーが誕生させた古代海中戦士。
人間の髪の毛を奪い、そのDNАを元に瓜二つのコピー人間を作る事が出来る。
ちなみに一人の人間につきコピー人間を一体しか作れない訳では無く、髪の毛を奪った人間のDNAがあれば何体でもコピー人間を作り出す事が出来る。(劇中では5人だった)
人間をコピーするだけでなく人間に化けたり、腕から粘糸を放射する能力を持つ。
活躍
女医に化けて病棟に潜み、入院患者の中から優れた人間を選んで襲い偽物を作っていた。
イソギララに拉致されて偽物とすり替えられた少女まゆみは念力でコスモアカデミアにある鮎川蘭のパソコンを介して助けを求めてきたためビーファイター達は病院に急行したが、まゆみは退院しており彼女の親達から何も異変はないと告げられた。
しかし、「者共我が命に従え」というイソギララの言葉を聞いた偽物は爆弾を手にし、街を破壊した。
蘭は変装して病棟に潜入し、まゆみを発見したがそれはイソギララの作り出した偽物で、偽物は4人に増えて蘭に襲いかかってきた。蘭を助けに来た甲平と健吾もイソギララの作り出した偽物で、蘭は二人に捕まってイソギララの所に連れて行かれ偽物を作られそうになってしまった。
しかし、超重甲した本物の甲平と健吾が助けに来て事なきを得ると、蘭も超重甲してイソギララと対決。
イソギララは素早い攻撃でテントウを翻弄したが、まゆみのテレパシーによる援護に助けられたビーファイター達の攻撃を受けて怯んだ隙にテントウスピアーから繰り出される「クロスウィイスライサー」で倒された。
怪人の死と同時にコピー人間は焼失した。
24話では同族の霊魔獣ザンショ―オーの霊魔力によって幽霊怪人となった。
余談
声を演じた依田英助氏は2019年8月29日に91歳で亡くなり、これが特撮で演じた最後の怪人となった。ちなみに依田氏はこの怪人を演じた後に救急戦隊ゴーゴーファイブ、仮面ライダークウガ、仮面ライダー響鬼、侍戦隊シンケンジャーに顔出し出演している。