「俺は倒した者を袋に吸い込んで、その力を自分の物にできるんだ!」
CV:宇垣秀成
概要
太古に生息していたカンガルーの化石から、マザーメルザードによって誕生した古代地上戦士。
外見はカンガルーの骸骨そのもので、腹部の袋の部分(そこにも顔がある)から人間を吸収し、その能力を自分の物にできる。またカンガルーらしく、高いジャンプも得意である。
活躍
ビーファイターと戦う前に柔道、剣道、空手のプロ、ボクシングのチャンピオンを吸収した後、聖聖学園高等部のサッカー部の新入生3人を襲おうとしたところ、格闘技選手の消失事件を調査していた橘健吾/クワガーと鮎川蘭/テントウが攻撃したために、彼等と戦闘になる。
ガンガルーは先ほど吸収したボクシングチャンピオンの技(両手がボクシンググローブに変化)でクワガーを翻弄し、腹部の袋で昆虫パワーを得ようとクワガーを吸収しようとするが、吸収される前に超重甲を解除したため、昆虫パワーは得られなかった。遅れて駆けつけたカブトに対しては剣技で追い詰める。テントウはカブトがクワガーの二の舞になることを避けるため、ジャミングビームで撤退。
その後、カブトを誘き出すためにライジャ、ミオーラと一緒にギドーバを用いて街で暴れていると、ガンガルーの能力を恐れた小山内博士から超重甲を禁じられた甲平が現れ、生身のままで対峙する。戦いの最中、甲平が心配になって駆けつけた蘭を痛めつけるが、激怒した甲平がモニュメントを蹴り飛ばし、それが直撃したショックで健吾と格闘家達を解放してしまう。
健吾から腹部の顔に能力の秘密があることを知った(博士からの甲平の超重甲の許可もあり)3人は超重甲する。
ギドーバを撃破した後、カブト達は操車場でガンガルーと再戦する。飛び掛かってきたカブトを投げ飛ばし、テントウスピアーで応戦するテントウを剣で返り討ちにし、再び両手をボクシンググローブに変えてクワガーを吹き飛ばし、有利に進む。以前の戦いで吸収できなかったカブトを吸収を行うが、それは彼の腹部を開かせるカブトの作戦であり、それを察したクワガーはインプットカードガン「セメントビーム」で腹部を固められて封じてしまったが、それでも最後のあがきで剣を手にし、カブトと戦うもカブトランサーの連続攻撃からの「ライナーブラスト」で身体から体液を出しながら消滅した。
余談
声を演じた宇垣氏は同じく陸の兄弟・恐武獣ドリケライジャを演じる。