概要
『北海の堕天使』とは、1991年にソノラマ文庫から発行された架空戦記小説(ライトノベル)である。
1993年から1994年にかけて、徳間書店刊の雑誌「奇想艦隊」にて、飯島祐輔によりコミカライズ化されており、
単行本『黄金の艦隊』に収録されている。
そして2016年9月1日に、毎日新聞出版の「μNOVEL(ミューノベル)」より、イラスト担当が武半慎吾となった、新装版として発刊された。
ミューノベル:「無責任艦長タイラー」作者の架空戦記「北海の堕天使」 イラスト一新した新装版 - MANTANWEB(まんたんウェブ)
あらすじ
西暦1939年、北欧の小国・トルステイン公国に向かうため、北海を航行していた大日本帝国海軍巡洋艦「石狩」は、国籍不明の戦艦に攻撃され、撃沈されてしまう。
生き残った日本海軍大尉「樫村城児」と「帝都日報」の記者である「高垣進策」は、その謎の戦艦に引き上げられ、捕虜となってしまう。
戦艦の名は、行方知れずとなっていたトルステイン公国海軍の「ヨツンハイム」。
そして戦艦の艦長は「フレイア」という名の女性であった。