概要
嵐の祭祀場深部の岩壁の中に封印されているデーモン。
「嵐を探し続けるもの」の異名を持つ古代の戦士であり、斬り裂くべき嵐を求め、ただひたすらに剣を振るいながら永き時を過ごしてきたという。
外見は常人の数倍の体躯を誇る巨人であり、審判者と同様の煌びやかな衣服を纏っている。要石からは「審判者に英雄の証を与えられ、影人の手で光水の洗礼を受けたのちに弔われた」死者であることが窺える。その一方で壁に封印されていたことに加え、顔を覆った布で視界を奪われ、口元に引き裂かれたような傷痕が残っているなど、復活を畏れられていたような形跡もある。
既に肉体を失い、黄金色の光を発するソウル体と化しているものの、その剣技は全く衰えていない。手にした晶石の大曲剣は刃毀れしてボロボロになっているが高い威力を誇り、斬撃と共に放たれる衝撃波によって見た目以上の攻撃範囲を持つ。遠距離戦を挑もうにも迂闊な動きを見せると飛び掛かりながらの斬撃で距離を詰められ、逆に足下へ潜り込んでも全方位に衝撃波を発生させる攻撃で対処してくる。弱点も炎耐性が若干低い程度しかなく毒や出血も効きづらいので、正攻法で戦おうとすれば本作の中でも屈指の強敵と言える。
倒すと「勇士のデモンズソウル」をドロップする。
関連装備
探すものの大剣
曲剣系の武器を「勇士のデモンズソウル」で強化して得られる大曲剣。
古い勇士が持つものと同じ晶石で作られた大剣サイズの曲剣であり、長い戦いの末にガタガタの刀身は激しく刃毀れしてしまっている。
武器としても十分な性能を誇るが、最大の特徴は「装備しているとアイテムドロップ率が上昇する」点。「色のないデモンズソウル」をドロップしないことがある原生デーモン狩りの際には特に装備しておきたい一品である。ただ、レアドロップ率はエリア傾向に依存しているので、貴重なアイテムを手に入れたい際にはエリア傾向も黒くしておく必要がある。
一度きりの復活
「勇士のデモンズソウル」との交換で得られる奇跡。
死と死者を祀る影人たちの信仰の反証であり、発動すると致命的なダメージを受けてもHP半分が回復した状態で復活することが出来る。「一度きり」という名前だが、復活後に再使用すれば再び同じ効果が得られる。
継戦能力を求めるアンバサ戦士には必須の奇跡と言える。あまりにも強力過ぎた為か続編では採用されず、再登場した際にも瀕死状態で復活するよう性能調整が施された。
関連イラスト
関連項目
攻略(以下ネタバレ)
先述の通り、古い勇士は視界を奪われた盲目状態であり、聴覚で敵の動きを捉えている。そのため使用者の気配を消す「盗人の指輪」や魔法「姿隠し」を使用して身を隠せば、一方的に攻撃することが可能。しかし調子に乗って連続攻撃したり、咆哮中に攻撃や回復などを行うと気づかれてしまうので過信は禁物である。