概要
北条司作の日本の漫画「シティーハンター」のフランス版実写映画。2019年公開。
原題は「Nicky Larson et le Parfum de Cupidon」。
漫画の大ファンであるフィリップ・ラショーが脚本を書き、作者のお墨付きを頂いて自身が監督・主演を務めて映画化した。
一部のキャラは原語と吹き替えで名前が違っている。セリフだけでなく、スマホ画面などの文字も差し替えられている。
キャラクターや舞台も原作再現が非常に高く実写映画の成功例として評判が高い。
あらすじ
裏社会で活躍する「シティーハンター」リョウの元に、ルテリエという男性から依頼が舞い込む。
彼の父は比類なき惚れ薬「キューピッドの香水」を開発したが、薬を狙う者によって命を落とし、ルテリエもまた危険だという。
リョウと相棒のカオリも香水の効果を受けてしまい、その直後突如何者かが現れ香水を奪い去ってしまう。
香水と共に奪われた解毒剤を取り戻さなければ効果が永遠に続くことになる。リョウは、タイムリミットの48時間以内に薬を回収できるのか。
登場キャラクター
キャラ名は原語/吹き替え。
()内は演者/吹き替え声優。
- ニッキー/リョウ(フィリップ・ラショー/山寺宏一)
女好きの凄腕スイーパー。
- ローラ/カオリ(エロディ・フォンタン/沢城みゆき)
リョウの相棒。
- ルテリエ(ディディエ・ブルドン/土師孝也)
依頼人。父が開発した最強の惚れ薬「キューピッドの香水」のために命を狙われている。
- ジルベール(ジュリアン・アルッティ/多田野曜平)
冴えないおじさん。ひょんなことから香水を手に入れて暴走を始める。
元傭兵のスイーパー。リョウのライバル。
通り名は原語では「マンモス」、字幕表記と吹き替えでは「海坊主」。
香水によってカオリに惚れた男性。
- ジェシカ(パメラ・アンダーソン/ちふゆ)
大人気モデル。
- トニー/ヒデユキ(ラファエル・ペルソナ/田中秀幸)
カオリの兄で、リョウの先代相棒。本編の一年前、テロ組織の追跡中に殺された。
セクシーな女性刑事。リョウの協力者。
パリの市長。リョウと海坊主の戦いに巻き込まれる不憫な男。
夫や息子をたびたび叱りつけている。