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「雪無夜,夜無名,愁海孤燈霜劍吟。」

概要編集

霹靂布袋戲」シリーズの登場人物。

霹靂俠峰」の主要人物の一人。


大乘靈雲寺で修行する青年剣士。大住職・白羽忘云僧の大弟子である。

武林で名を馳せた剣士「北境三峰(ほくきょうさんほう)」の一人として知られる。


プロフィール編集

性別
初登場霹靂魔封 第13章
根拠地白羽境天道
身分北境三峰の一人
化身劍神絕世
出身鷹族
友人皇劍孤臣、冀長鋏(いずれも北境三鋒)、俠盜飛羽
師匠白羽忘云僧
弟弟子風僧白雲劍、元佛子
武器絕世無心
ペット白翼(棲命鳥)

人物編集

大乘靈雲寺の大弟子である青年剣士。通称「絕世」。師・白羽忘云僧と共に「白羽境天道」で修行した。皇劍孤臣、冀長鋏の三人と合わせて、「北境三峰」と呼ばれる。武術に優れ、その腕前は二人合わせて初めて使える技「天佛七元相」を一人で駆使できるほど。


初登場時は天跡君奉天が白羽境天道で試練を繰り返す時、案内人として姿を現す。それ以降は風僧白雲劍など、新たに訪ねてくる挑戦者たちが試練に挑む際に、助力や案内をしてきた。「霹靂魔封」では白羽境天道以外に、目立った行動がない。本格的に活動を始めるのは、「霹靂俠峰」からである。如來狂人・摩訶孽が白羽境天道を破壊し、白羽忘云僧の魂を滅ぼしたことがきっかけとなる。師匠の仇を取るため、仏門の安全を守るため、名劍絕世が武林に奔走する。


出身編集

名劍絕世は幼い頃に両親を失い、師匠の白羽忘云僧に引き取られる。名を「絕世」と名付けた。悪魔の血を引いた一族「鷹族(ようぞく)」の出身だったため、白羽忘云僧から出家を許されず、剃髪することはなかった。子供時代に大乘靈雲寺で修行する絕世は、子供の僧侶たちに異様な目で見られ、いじめられてきた。


鷹族は鷹狩を得手とする一族で、棲命鳥(せいめいちょう)という鳥類を飼いならす風習がある。白羽忘云僧は絕世が誕生日の頃に、プレゼントとして一羽の棲命鳥を与えた。この棲命鳥は白翼(はくよく)と名付けられ、小白(しょうはく)というあだ名で呼ぶ。小白は「霹靂俠峰」の時点でも、絕世と行動を共にする。


白羽忘云僧が絕世を引き取った理由は、絕世の亡き母からの頼みである。当時の大乘靈雲寺は、忌まわしき鷹族を抹消するため、白羽忘云僧も鷹族の滅亡に加担していた。鷹族の犠牲者の中に、絕世の母も含まれる。このことから、白羽忘云僧は絕世の育ちの親でありながら、肉親を殺した元凶でもある。


関連タグ編集

霹靂布袋戲


霹靂俠峰


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