「僕の体をどれほど悪に染めようとも、僕の心は僕だけのものだ!愛がある限り…」
概要
フルネームは不明だが、下の名前は漢字も含め中の人と同じ。
元は温厚かつ勇敢な性格のソムリエだったが、物語の3年前に暗黒結社シェードに連れ去られて行方不明となり、洗脳と改造手術を施された改造人間となってしまう。
シェードでは「ナンバーファイブ」というコードネームで呼ばれている。
なお、改造人間だけに変身せずとも高い身体能力を有しており、高所から叩き落とされても平然と着地できる程(着地すると地面にデカデカと「G」の亀裂ができる)。また、数々の戦闘訓練を受けさせられていたのか、銃器の扱いにも長けている模様。また、元ソムリエだったことの影響なのか戦闘時にはソムリエにちなんだセリフを口にする癖を持つ。
その後はシェードの忠実な兵士の一人として織田大道や手下の怪人たちと共にテレビ朝日を襲撃し、シェードの犯行声明と、日本政府へのシェード創始者徳川清山の釈放を要求した。
しかし吾郎がスタジオに乗り込んだ際、たまたま番組の撮影のためテレビ局に来ていて事件に巻き込まれた恋人の日向恵理と再会。彼女の呼びかけ、及びスタジオに置いてあった彼女との大切な思い出のワインを一口飲んだことで記憶が蘇りシェードの洗脳が解ける。恵理を守るためにシェードを裏切り、正義の戦士・仮面ライダーGとして戦う事となる。
そして織田率いる部隊との激戦を繰り広げ、追い詰められる場面もあったが、別次元からGの世界へとやって来た通りすがりのライダーや歴代の先輩である平成ライダーたち10人の激励を受け奮起。
織田を退けるとシェードがこれからも繰り出してくる刺客たちを迎え撃つために、再び恋人の恵理と別れると人類の自由と平和を守り為に孤独な戦いを続けることを決意する。
いつの日か戦いが終わり、再び恵理と共に人生を歩むその日が来る日を夢見て……。
お洒落な決め台詞
- 「食前酒は何がいい?シェリー?カクテル?それともリキュール!!」
- 「食後酒は夢の中で…」
- 「今、僕のヴィンテージが芳醇の時を迎える!」
- 「受け取って貰おう、僕の悪と正義のマリアージュ…!」
余談
外伝・パロディ作品とはいえ、平成ライダーで初の改造人間主人公である。