概要
1995年1月25日生まれ。東京工芸大学マンガ学科卒業。
大学在学中の2015年、第67回ちばてつや賞に投稿した『優等生の問題』で一般部門入選(応募時は「和山友彦(わやま ともよし)」名義)を果たす。
その後、『渚へいこう』が週刊Dモーニング(モーニングの電子版)2016年冬号で巻頭掲載された。なお、2019年のインタビューで本作が漫画家として初めて原稿料をもらった仕事だと振り返っている。
以後ネームを描き続けるが、なかなか連載には至らなかった。
2017年に「息抜き」として執筆した『うしろの二階堂(リンク先は作品ページ)』をPixivに投稿。これが大きな反響を呼び、雑誌の編集部から声をかけられるようになったという。
2019年2月のCOMITIA127で発表した短編集『夢中さ、君に。』がコミックビームの編集者の目に留まり、8月にはビームコミックスから『うしろの二階堂』シリーズを加筆修正したものを加えて刊行された。
2021年現在は『女の園の星』(FEEL YOUNG)、『ファミレス行こ。』(コミックビーム)を連載中である。
Pixivでは本人の投稿に加え、ファンアートが多数投稿されている。
特長
作品の多くはコメディ。ちばてつや賞の選評で「絵がなんともいえず耽美で、男性キャラに色気を感じさせる」、「線に妙な色気が宿っている」と評されており、繊細な画風とコメディのギャップが特徴の一つである。
本人は古屋兎丸を一番影響を受けた漫画家としているほか、伊藤潤二や小林まこと、野中英次からも絵の影響を受けたとインタビューで発言している。
『夢中さ、君に。』(および『うしろの二階堂』)はBLとして発表されたが、明確なラブシーンなどはない。
作品一覧
連載
単行本
読み切り
いずれも「和山友彦」名義
- 優等生の問題(第67回ちばてつや賞一般部門入選)
- 渚へいこう(週刊Dモーニング2016年冬号掲載)
関連タグ
関連リンク
インタビュー記事