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概要編集

『問題物件』は、大倉崇裕によるミステリー小説

2013年8月に光文社より単行本、2016年7月に光文社文庫から文庫本が刊行された。


2025年にテレビドラマ化。同年1月から3月までフジテレビ系列の水10ドラマ枠で放送。主演は同局ドラマ初主演となる上川隆也


主題歌はSPYAIRの「Buddy」。


登場人物編集

不動産鑑定士を名乗る記憶力と推理力に長けた謎の男。尊大な態度で他人に接しており、失礼な物言いもかなり多い。

一方で、とは対等に接している…どころか人間よりも犬を優先するというお犬公ばりの態度をとる。(とは言っても、犬頭は元々悪意を持って他人を傷つける側面を持つ人間にはほとほと呆れており、悪人に対しては毅然とした態度で説教しており、限られた人間としか信頼関係を築いていない。その点、犬の純粋無垢な忠義が彼の性に合っていたのだろう。)

しかし、恋バナに関して手でハート型を作って茶化しながら俗っぽい関心を示したりと、人間に全く興味がない訳でも嫌悪している訳ではない。

武術も心得ており、暴力団構成員らしき暴漢3人を1人で制圧するほど。


大島不動産販売編集

社員。物件マニアで宅建士の資格も持つ。心霊現象が苦手。営業部に勤務していたが、ある日、新設の部署「販売特別室」に異動を命じられた。物件を見るとマンションポエムをメモってしまう。犬にはなぜか好かれる。

クレーム解決のために向かう行く先々の物件で犬頭と遭遇し、その度にバディを組んでいる。犬頭の奇想天外の行動に毎度振り回されている。

ある程度の推理力はあるものの、犬頭には遠く及ばない。


販売特別室の室長で恵美子の上司。先代社長の長男。心霊オタク。7年前に交通事故で両親を亡くし、自身も後遺症で車いす生活を送っている。外出しない主義で、自宅が販売特別室のオフィスを兼ねている。

叔父の高丸には身元引受人として感謝はしているものの、「自分はあの人に好かれていない」と感じ苦手意識を持っている。


雅弘が唯一心を許す愛犬。雅弘曰く「ペットではなく家族」とのこと。片山には吠えるが、恵美子にはすぐに懐く。犬種はベルジアン・シェパード・ドッグ・マリノア。


販売特別室の室長代理で恵美子の上司。営業企画部と兼務している。


社長。亡くなった前社長の弟で、雅弘の叔父。「犬太」の名前をよく間違える。

息子がおり、ロサンゼルスに留学しているが素行が悪いのか「愚息」と評している。

クレームへの対処に関して、雅弘を絶賛しているが、雅弘は「あくまで解決しているのは若宮(と犬頭)であり、自分はここにいるだけで何もしていない。」と謙遜している。

若宮が犬頭とともに解決していることを平然と黙認している雅弘に対して不満を持っており、「あの家は雅弘が住むには広すぎる」と呟き、特別販売室室長の任を解こうと考え始める。


周辺人物編集

有村探偵事務所 探偵。元玉川北署刑事課 刑事。犬頭と古い付き合い。


余談編集

第5話では、犬頭が犯人をおびき出すためにハンマーを携え家の壁を破壊しようとした際に「犬頭と槇村香はハンマーで壁を破壊してもいいんだ。」と屁理屈をこねて自分の行動を正当化しようとしていたが、これは上川氏がドラマ『エンジェル・ハート』で冴羽獠を演じていたことに関連した中の人ネタである。しかも、ご丁寧に「100tハンマー」と叫んでいる。


関連タグ編集

ミステリー小説



変な家:同じく物件の怪奇を取り扱ったミステリー小説。こちらは物件の間取りからその家の謎を解く形式となっている。

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