ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

概要編集

小野不由美の小説『十二国記』の登場人物。描写されている原作作品は『白銀の墟_玄の月』。戴国の人物。


文州の老安という小さな里で、主公と暮らしていた少年。

回生が主人とする男は六年前、満身創痍で里に運び込まれた兵士で、父親を妖魔から救ってもらった縁で(本当の父親はその時の傷が元で死亡)、それ以降、その兵士に面倒を見てもらっていた。普通ならば命を落とすほどの傷を負い、少し回復しては無理をして病みつくことも多かったその兵士に、臥牀の中から小刀を研ぐ手ほどきをしてもらったり、普通のものより質がいいと一目でわかる懐剣を一振りもらったり、親子のような深い信頼関係を築いていた。回生もその兵士からもらった字(あざな)。

だが、回生本人は息子ではなく、“俺の恩人で、たった一人の主君”と麾下になったつもりで、いつか強い兵士になり虐げられた国と民を救い、「一緒に宮城を取り戻す」という主公との約束を叶えることを夢見ていた。


以下、「白銀の墟_玄の月」のネタバレを含みます








驍宗を捜索する李斎たちが、老安に負傷した兵士が匿われているとの情報を得、里に訪れる直前の秋、長患いの末、その兵士が死亡。

その亡くなった兵が驍宗だったのではないかと、李斎一行は絶望に包まれるが、のちに、回生が唯一、字(あざな)を教えてもらっていたため、その兵士の身元が判明した。

それは驍宗ではなく、驍宗麾下の文州師将軍、基寮であった。


関連タグ編集

十二国記 戴国 李斎 基寮 静之 白銀の墟_玄の月

関連記事

親記事

戴国 たいこく

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 506

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました