概要
1940年(昭和15年)、大阪毎日新聞、東京日日新聞が国民に蹶起を呼びかける歌の懸賞公募を行った。公募の結果、2万2792通の作品の中から、歌詞は尼崎の鉄道職員の下泰(本名:光元篤之介)の作品が当選。作曲は3926通の応募の中から岡山市の学校教員松田洋平の作品が当選し、同年中にレコードが発売された。
A面 | 国民進軍歌 |
作詞 | 下泰 |
作曲 | 松田洋平 |
歌唱 | 徳山璉、四家文子、柴田睦陸、中村淑子、日本ビクター児童合唱団 |
B面 | みんな兵士だ弾丸だ |
作詞 | 軍事保護院 |
作曲 | 飯田信夫 |
歌唱 | 楠木繁夫、柴田睦陸、由利あけみ、日本ビクター合唱団 |
発売 | ビクターレコード |
高校野球入場行進曲
国民進軍歌は翌年の1941年に選抜高等学校野球大会入場行進曲に選ばれている。