CV:大和田仁美(Lostorage conflated WIXOSS)
2014年放送のアニメ『selector』の外伝作品として集英社『ウルトラジャンプ』で連載された鈴木マナツ(原作:LRIG、ストーリー原案:岡田麿里)の漫画『peeping analyze』の登場人物。
peeping analyze
主人公で、後にアニメ第2期『Lostorage』の第2シリーズ『Lostorage conflated WIXOSS』の主人公となった水嶋清衣と中学の同級生だった。小学生時代のいじめが原因で進学後も人付き合いを避けていた清衣が休み時間にTCG『WIXOSS』のノベライズ(ふたせ文緒作)を読んでいたところ、女子中高生の間で流行しているTCGの方もやってみないかと薦めてみた。清衣は初めのうちこそ歩美の誘いを煙たがっていたが、熱心な誘いを受けて少しずつ心を開くようになる。
ところが、ようやく仲良くなり始めた矢先に清衣をかばって交通事故で意識不明の重体となり、清衣に渡そうとしていたWIXOSSのスターターは歩美の母を通じて清衣に託された。歩美から託されたスターターから出現した「リメンバ」と名乗る都市伝説のルリグと契約し「坂口を救う」と言う願いを胸にセレクターとなった清衣は持ち前のセンスで他のセレクター達とのバトルを勝ち抜き、夢限少女となった。「白窓の部屋」にたどり着いた清衣はゲームマスターの繭からリメンバの“裏切り”を見せ付けられ、心をへし折られる。そして「ピルルク」と言う名を与えられリメンバへの復讐、すなわち歩美の仇討ちを果たすべくセレクター達の許を渡り歩いて行ったのだが--。
備考
清衣=コード・ピルルクの最後のセレクターとなった橋本アミカとうり二つだが、サイドテールの位置が逆になっている。なお、歩美自身は本編中でセレクターとなったことはない。
アニメの続編『Lostorage』では、新ルール下で清衣が引き当てた新たなルリグのアロス・ピルルクが登場している。アロスの外見については公式サイドから「坂口の生前の姿を反映したもの」と「アミカの姿が基になっている」と言う二通りの説明があり、どちらか一方のみが正しいと言う訳ではない模様(サイドテールの位置はアミカと同じ)。