TCG『WIXOSS』に登場する青のルリグタイプで、同名のルリグが2種類存在する。また、白のルリグ(かつ水嶋清衣にとっては不倶戴天の仇敵)であるリメンバもほとんどのカードで「ピルルク」のルリグタイプを持っている。
ここでは『selector』に登場した初代のコード・ピルルクを中心に解説する。『Lostorage』に登場した2代目ピルルクについてはアロス・ピルルクを参照。
※メインイラスト左が初代(コード・ピルルク) 、右が2代目(アロス・ピルルク)。
キャラクター
グロウしてレベルを上げると背中の羽根の枚数が増えていく。その様はまさに妖精。青デッキはコンピューターやESPをモチーフにしたものが多いためか《コード・ピルルクΓ》(イラスト)や《コード・ピルルクΩ》、最上位の《コード・ピルルクACRO》など眼鏡っ娘仕様になっているものが見られる。
性能
得意としている戦法は手札増強とハンデス(手札破壊)。そして相手のシグニを動けなくする凍結という相手の妨害を徹底的にするアキラッキーな戦法である。
シグニ同士でのバトルが不得手だが、相手のガードを削ったり動きを止めることで相手の動きをコントロールし、その隙を狙う。
更には相手の手札が0になろうとも更なる妨害をかけられるため相手に精神的なダメージも与えることができる…かも知れない。
花代とユヅキのようにピルルクもリメンバにスイッチしてグロウできるため、相手の意表を突く戦法が取れる。
最終形態のレベル5、コード・ピルルクACROは出現時に相手の手札を全て捨てさせる能力やルリグトラッシュに置いたルリグカードの全ての起動能力の使用することが出来る。
青黒混色のレベル3《コードピルルク・Φ》。
コード・ピルルク(初代)
ルリグタイプ | (コード・)ピルルク |
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別名・旧名 | 水嶋清衣(セレクター当時) |
初出 | カードゲーマーVol.15付録(2014/03/31) |
色 | 青・青/黒(レベル2~5) |
セレクター | 蒼井晶、橋本アミカ、他多数 |
主な使用シグニ | 精械:電機、精生:水獣(ごく少数)、精生:凶蟲(青) |
構築済みデッキ |
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タロット | 13. 死神 |
キャラクターデザイン | 坂井久太 |
CV | 大西沙織 |
セレクター・蒼井晶が使用するルリグ。対戦中に挑発的な言動を繰り返す晶とは対照的にクールで口数は少なく、黙々と晶の指示に従って行動する。
青デッキの特殊能力として宣言したレベルのシグニ(裏面が黒いカード)を相手に捨てさせるハンデスや伏せられたシグニを開示させるピーピング・アナライズがあり、特に後者は対戦相手が夢限少女を目指している理由を暴露する効果もある。
セレクターである晶との信頼関係は盤石とは言いがたく、晶が連戦連勝を重ねても夢限少女に近付く兆候であるルリグの進化が見られないことに不満をぶつけられているが、ピルルクの側は自身が進化する条件を晶に問い詰められても口を閉ざし続けていた。
第8話でウリスは晶が浦添伊緒奈に通算3敗目を喫してセレクターから脱落したと述べており、ピルルクの消息についてはアニメでは語られなかったが外伝漫画『-peeping analize-』(後述)において別のセレクターの手に渡ったことが明らかになっている。
ブルーレイ各巻の映像特典『緑子さんとピルルクたん』では本編から一転して饒舌で毒気たっぷりのコメントを連発し、緑子にツッコミを入れられている。キシシシという片方だけ口角を吊り上げた笑い方も披露。
漫画『-peeping analyze-』における初代ピルルク
集英社『ウルトラジャンプ』2014年8月号から2015年6月号まで連載。アニメの外伝に当たる内容で、ピルルク=セレクター・水嶋清衣が主人公に抜擢されている。
詳細はピーピングアナライズを参照
アロス・ピルルク(2代目)
CV:篠田みなみ
『selector』から数年後を舞台とする『Lostorage incited WIXOSS』では、初代ピルルクの水嶋清衣が使用するルリグとして2代目のアロス・ピルルク(通称「アミルク」)が登場している。
関連イラスト
関連タグ
- コード・ピルルクVERMILION - レベル4の一形態。
- リメピル - カップリング(?)タグ。