概要
『ケロロ軍曹』のPS2専用ソフト『ケロロ軍曹メロメロバトルロイヤル』のストーリーモードに収録されているオリジナルエピソードの1つ。原作やアニメには収録されていないゲームオリジナルエピソードであり、ギロロ伍長編の第2話・サブロー編の第3話・東谷小雪編の第4話に収録されている。
ストーリー内容は夏美を巡ってギロロ・サブロー・小雪の三人が争うというものであり、夏美はこのエピソードで半ば被害者というポジションで登場する。内容も3人の恋を巡るバチバチの泥仕合ストーリー(?)であるが、ギロロルートは二人に対して勝負を挑んだことになっているため、他2人と僅かに内容が異なっている(ストーリーの内容から「他2人と別日時設定なのでは?」という説もある)。またサブローも本エピソードでは夏美同様の被害者ポジションという扱いである(どちらのルートでも半ば仕方なくバトルに参加したことなっているため)。
時系列的にはギロロルートではギロロ初登場と雪合戦回の間のため、アニメ話数換算で4~28話のいずれかの間に入る扱いとなる。なお原作で換算してしまうと時期的に小雪が登場前であるのにもかかわらず本エピソードで登場してしまうといった矛盾点が生じる。
あらすじ
今年も桃華がみんなをリゾートに招待してくれた。
夏美の憧れの人サブローも招待されたが、それを知った小雪とギロロは、それぞれを倒してカッコ悪いところを夏美にみせてやろうと企てる。
ゲーム上において
ルール
ゲームでは「ギロロ」「サブロー」「小雪」の3人対決となる。
クリア条件は本ゲームお決まりの"敵を全員倒すこと"で、プレイヤーは対象となったキャラクターを操作して他2人を倒し《夏美にふさわしい人No.1》を目指すのが目標である。
小雪とサブロールートはストーリーが同じであるためそれぞれ敵チーム設定なのだが、ギロロルートのみ他2人とストーリーに差異があるためか小雪とサブローがチーム設定になっている。
なおギロロルートではプレイヤー(=ギロロ)に怒りモードのハンデがある。
エンディングルート
物語の結末の種類も各キャラクターの勝ち負けによってそれぞれ異なる。
ギロロ
- 勝ちパート
2人を倒したことで夏美から怒りを買い、最終的に夏美にお仕置きされる。
- 負けパート
文字通りギロロが倒れる。特にこれといって大きな変化はない。
サブロー
- 勝ちパート
文字通りサブローが勝つ。他二人と違って勝ちパートに大きな変化は見られない。
- 負けパート
「模擬戦じゃなかったのかよ…」と言いながら文字通り負ける。
小雪
- 勝ちパート
サブローの負けパートとほとんど展開は同じ。上記のサブローのセリフはなくなっている。
- 負けパート
文字通り小雪が負ける。特に大きな変化は見られない。
このストーリーを見てわかる通り、結末が一番可哀そうにみえるのはギロロ。
余談
夏美と何かしらの関係性を持ったこの三人組だが、「ギロロvs小雪」「ギロロvs623」「623vs小雪」のように2人で夏美を巡って争うエピソードは多く存在している一方、三人が夏美を巡って直接対決するエピソードは実はこれが初(つまり原作やアニメでは一度も描かれていない)である。特にギロロと小雪の対決は作中でよく見られており、大抵はギロロが負け、夏美にお仕置きされるのが定番である。もしかしたらゲームでこのエピソードを作った理由は、作者がこの展開を見てみたかっただけなのかもしれない。
ピクシブにおいても三人で描かれることは滅多にないが、ギロロが小雪に嫉妬しているイラストはよく見られる。
関連タグ
メロバト関係
オリジナルストーリー一覧
嫉妬戦争勃発! マンガの秘密強奪大作戦! 地球熱愛!兵器破壊!
ギロロ伍長 ゲームエピソードルート
サブロー ゲームエピソードルート
嫉妬戦争勃発!←前話 後話→祭り対決!詩人vs宇宙人
東谷小雪 ゲームエピソードルート
温泉!混戦!混浴大作戦!←前話 後話→危険電波受信!地下への探索