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大きな

おおきな

「大きい」の表記ゆれ。日本語の連体詞(連体形形容動詞)が単独でそのままタグに転用されたもの。当記事では「大きな」とつく記事への誘導もする。
目次 [非表示]

タグ「大きい」と何が違うの?編集

はじめに断っておくが、説明文できわめて一般的に用いられる言葉であるため、タグ部分一致やタイトル・キャプション、作品中に登場する「大きな」をも含めた実態解説は技術的に困難であるから、タグ完全一致に絞って解説する(参考までに2025年2月17日現在、部分一致検索だと約8,000作品、タイトル・キャプション検索だと約99,000作品が検索される)


さて本題に入るが、結論から言えば「大きい」の表記ゆれである、の一言に尽きる。


「大きい」タグが終止形ないし連体形形容詞からの転用なのに対し、『大きな』タグは連体形形容動詞ないし連体詞を転用したものである。要するに文法上の職能と語形が違う別の言葉をタグに使ったことで、表記ゆれが生じたもの、という感じである。


タグ付けにおいては後述の文を組む際の鉄則を踏襲して、修飾したいタグ名をタグ欄内かタイトル・キャプションのどこかに記載していることが多い。タグはあくまで作品の分類材料だからあまり目立たないが、「大きい」と違って言い切り形の用法はない(文法としてそもそもできない)。


そもそも「大きな」はどんな言葉?編集

言葉の性質編集

現代日本語単語の一つで、「大きい大変な」という意味を持つ。


学校文法における品詞区分では「連体詞」に区分される〈出典:国語文法_「大きな」「小さな」の品詞_中学国語_定期テスト対策サイト〉。が、「『大きな』は述語にもなる」という点が、連体詞の「もっぱら連体修飾語として用いる」という原則に反しており、このことから形容動詞連体形に区分するものだという説もある。


この解説は、デジタル辞書「スーパー大辞林」の『大きな』『連体詞』を出典とする。


言葉の由来編集

「大きな」のルーツは古典日本語の『大きなり』、ひらがなで『おほきなり』というナリ活用形容動詞から。その連体形は「大きなる」なのだが、室町時代末ごろに形容詞「大きい」が使われるようになると次第に「大きなり」そのものは次第に使われなくなり、紆余曲折をへて連体形は「大きな」「大いなる」の語形で連体詞となり、現在の日本語文法として伝わっている〈出典:Weblio古語辞典『大きなり』〉。


余談であるが、「大きなり」の連用形は『大きに』であるが、これは副詞として残存した〈出典:Weblio辞書『おおきに(おおきに)とは何? わかりやすく解説』〉。これがのちに関西弁の代名詞のひとつである『おおきに』へと繋がっていった。


「大きな」タグが付けられた作品の一例編集


誘導・分岐編集

※五十音降順。「大きな」が変形した言葉も含む。

大きな赤ちゃん 大きなイチモツをください おおきなおおきなおいも 大きなお尻 大きなお世話 大きなお友達 おおきなかぶ 大きな機関車たち 大きな機関車ゴードン 大きな茸 おおきなキノコ 大きな栗の木の下で 大きな子供 大きな植物 大きなシノギの匂いがするな…! おおきなしんじゅ おおきなタケノコ 大きな食べ物 大きな玉ねぎの下で おおきなねっこ 大きなプリンセスと伝説のプリキュア 大きな古時計 大きな本  大きな丸い肉挟みパン おおきなみみとちいさなきせき 大きな胸 大きな目 おおきなメダル お尻の大きな女の子 舌切雀「大きな葛籠と小さな葛籠」 小さな親切大きなお世話 名もなき大きな小さな悪魔 名もなき大きな妖精 バストの大きな女の子は嫌いですか? 太くて大きなお魚ソーセージ メイドさんと大きな剣


関連タグ編集

※「大きい」と重複するものは含まない。


小さな:対義語


単語 形容動詞 連体形 連体詞

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