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奇ゲー

きげー

「奇ゲー」とは、主に「奇妙なゲーム」、「不気味な世界観のゲーム」のことである。
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概要編集

奇妙で人によっては気分を害する危険性のある要素を多く含んだゲーム。

狂った世界観が好きな人にとっては没入感が堪らない万人向けとはいえないゲーム群のこと。


人の感性には違いがあるので、これは「奇ゲー」といった断定はできない。

「奇ゲー」と呼ばれるものはホラーゲーム寄りな作品が多数派だが、バカゲー寄りな作品もある。

奇ゲーと言われることもあるゲームの例編集

※「歪みゲー」「電波ゲー」「バカゲー」「不謹慎ゲーム」の記事も参照ください。

※ 編集者個人による感想・解釈・主観を寄せ集めたものなので、人によっては疑問が出る事もあります。追記、修正お願いします。

※ 主にコンシューマゲームのみ記載

※ 『クーロンズゲート』『バロック』『ガラージュ』の3大歪みゲーについて ⇒ 歪みゲー




主に雰囲気・世界観・キャラクターが特徴的なゲーム

  • 東脳
    • 1994年発売。PC。発売元:ソニー・ミュージックエンタテインメント
    • マルチメディアアーティスト・佐藤理氏による輪廻転生がテーマのアドベンチャーゲーム。本作は死=ゲームオーバーではなく、各自の転生した際の姿に与えられた役割を終えてから死ぬことが目的にある。不死になると実質ゲームオーバーになる。
    • 1995年に東脳の続編となる作品中天が発売。
  • LSD(ゲーム)
    • 1998年発売。PS、ゲームアーカイブス。発売元:アスミック・エース
    • 佐藤理氏による「夢の中を探索する」ことがテーマのゲーム。サイケデリックな画像や脈絡のないテキストが特徴。
  • ガレリアンズ
    • 1999年発売。PS。発売:エンターブレイン
    • マザーコンピューターに支配された架空の未来世界を舞台に、クスリを自分に投与することで超能力を発現させ戦う3Dサイキックアクションゲーム。
  • プラネットライカ
    • 1999年発売。PS。発売元:エニックス
    • 多重人格の主人公ライカを操って、悪意に満ちた火星を探索、謎を追っていくサイコドラマRPG。進行につれて現実と妄想の境が分からなくなっていく。
    • 本作は「クーロンズゲート」のスタッフも携わる。
  • deSPIRIA(デスピリア)
    • 2000年発売。ドリームキャスト。開発:電脳映像製作所。発売:アトラス
    • 愛情・憎悪・信頼・嘘など人の心の光と闇を覗き、次々と起こる事件の真相を暴いていくRPG。心を読んだり破壊したりする「マインド能力」を駆使して次々に起こる事件を解決するのが目的。
    • グロテスクな表現が多く、CERO設立前のためレイティングは行われていないが、パッケージ表面には「この作品には暴力・流血・ホラー表現などが含まれています」などの注意が記載されていた。

主にシステムが特徴的なゲーム

  • パペットズーピロミィ
    • 1996年発売。PS、ゲームアーカイブス。発売:ヒューマン
    • 犬や猫などの様々な動物のパーツ(頭、体、手足、尻尾)を正しく組み合わせることで、その動物を完成させることが目的の幼児向け教育ソフトである。作った動物はフィールドで交流、観察できる。
    • しかし違う動物同士のパーツを組み合わせてもゲームオーバーなどにはならないため、異形な姿の生き物(キメラ)を作ることも可能である。パーツの組み合わせによって動くことができない鳴くだけの生き物になる。ネットでは「狂気の知育ゲー」「マッドサイエンティスト育成ゲー」なんて言われている。
  • NOëL NOT DiGITAL
    • 1996年発売。PS、ゲームアーカイブス。開発・発売元:パイオニアLDC
    • 少女3人組と知り合った主人公が、テレビ電話を通じて徐々に彼女達と親密度を高めていき、3人のいずれかから告白されることを目的とする恋愛シミュレーションゲーム。
    • システムが独特的でかなりシビア。会話シーンはリアルタイムで進行し、一時停止ができない。会話のネタをタイミングよく振らないと電話が切られてしまう。
    • 総セル画枚数は約6,000枚、音声データは合計で10時間を超えるフルボイスアニメーションで、画面の中を絶えず生き生きと動く少女たちは評価されている。
  • リアルサウンド 風のリグレット
    • 1997年発売。SS、DC。開発・発売:ワープ
    • 映像が一切存在せず、音だけでプレイするという極めて異色のゲーム。シナリオは全て自動でフルボイスで読み上げられる。マルチエンディングで、選択肢の部分に入るとチャイムが鳴り、ゲームが中断する。ここで方向ボタンのを押すと対応したボイスが流れ、再生中にボタンを押すとその選択で確定される。
    • 視覚障害のプレイヤーでも遊べるようにと点字の案内カードも付属しており、そこに書かれた宛先に手紙を送れば、点字での説明書を受け取る事ができた。
  • シーマン~禁断のペット~
    • 1999年発売。DC、PS2。開発:ビバリウム
    • 【シーマン】とよばれる人面魚を相手にエサを与えたり語り合ったりして友情を深めるコミュニケーション育成ゲーム
  • ビブリボン
    • 1999年発売。PS、ゲームアーカイブス。開発:七音社、発売:ソニー・コンピュータエンタテインメント
    • 白黒のワイヤーフレームのみで構成されたグラフィックと、合成音声によるボイスで独特な世界観を演出している。プレステ本体に音楽CDを読み込ませる機能が搭載されており、その波形に応じてステージを自動生成してプレイすることができる。
  • 巨人のドシン
    • 1999年発売。64DD、GC。
    • 巨人は「地形を盛り上げたり掘り下げたりする」「島民や木、建物を持ち上げ運ぶ」などの行為を行えるが、特にしなくてはならない目的はなく、ゲームクリアやゲームオーバーはない。エンディングはあるが、ほのぼのとした本編の雰囲気からはかけ離れた、あまりにも衝撃的な結末となっている。
  • ROOMMANIA#203
    • 2000年発売。DC、PS2。発売:セガ
    • プレイヤーはアパートの一室に住み着く神様となって、アパートの住人ネジタイヘイを見守りつつ、平凡な彼の人生を波乱に富んだ物へと変化させる、人生介入型アドベンチャーゲーム。
  • 高機動幻想ガンパレード・マーチ
    • 2000年発売。PS、ゲームアーカイブス。開発:アルファシステム、発売:ソニー・コンピュータエンタテインメント
    • 謎の生命体との絶望的な戦いに動員された学徒兵の一員となり、学生と兵士としての二重生活を営みながら生き残ることが目的。生き残りさえすれば何をしてもよいという自由度の高さと、プレイヤー同様に活動し、各々の人物関係を構築していくNPCキャラクターたちの存在が特徴。
  • 動物番長
    • 2002年発売。GC。開発:インテリジェントシステムズ、発売:任天堂
    • プレイヤーは無色動物最初類のブタとなり、他の動物をひたすら狩り、「ヘンタイ」を繰り返す。他の動物の血肉を自らの物とすることや、メスとの「コウビ」で子孫を残すなどして次第に強くなり、最終的に百獣の王である動物番長を倒すことでゲームクリアとなる。
  • 幸福操作官
    • 2004年発売。PS2。発売:ソニー・コンピュータエンタテインメント
    • 仮想世界に暮らす100人もの人たちの1日を見守りながら、機嫌を操作してみんなを幸せに導くシミュレーションゲーム。
  • くまうた
    • 2004年発売。PS2。発売:ソニー・コンピュータエンタテインメント
    • くまに演歌を唄わせ育成していく「演歌こみゅにけーしょん」ゲーム。プレイヤーは師匠として弟子である「くま」に演歌を教えていく。音声合成システムを搭載しており、作成した歌をくまが歌うシュールな姿が鑑賞できる。


ラブデリック

  • moon
    • 1997年発売。PS、Switch、PS4、PC。開発:ラブデリック、発売元:アスキー
    • ゲームの世界に取り込まれた主人公が、『勇者』によって虐殺されたモンスター「アニマル」たちを救う旅をすることになるというアンチRPG。戦闘ではなく、勇者に殺されたアニマルを生き返らせたり、困っている住人たちの手助けをすることで「ラブ」を得てレベルを上げていく。
  • UFO -A day in the life-
    • 1999年発売。PS。開発:ラブデリック、発売元:アスキー
    • ジャンルは宇宙人探索バラエティー。宇宙船の事故で、地球のあるアパートに放り出された50人の乗客を撮影をして救出するのがこのゲーム目的。乗客である宇宙人は地球の電磁波とフロンガスの影響で肉眼では姿が見えないため、アパートの住民や動物の行動をヒントに探していく。
  • エンドネシア
    • 2001年発売。PS2。開発:バンプール、発売:エニックス
    • 常夏の島に住む人々・動植物との交流や観察をし、主人公のみが使える力「エモ(Emotion)」を用いて石にされた神様の救出することを目的。10日間の期限があり、10日目を過ぎると1日目に戻る。特定日、特定時間にのみ起きるイベントや神様救出に繋がる出来事が存在する。
  • Chu♥lip
    • 2002年発売。PS2。開発:パンチライン、発売元:ビクターインタラクティブソフトウェア
    • 老若男女問わずあらゆる登場人物達と「チュウ」できるという変わったシステムと、どこか懐かしい昭和中頃を思わせる世界観が特徴。チュウを通して経験を積み、最終的に主人公あこがれのヒロインとのチュウを目指す。

テンプレ

  • [[]]
    • 年発売。。開発:、発売:

(追記お願いします)

関連タグ編集

歪みゲー 電波ゲー バカゲー 雰囲気ゲー

R-18G 不謹慎ゲーム

コンピュータゲームのジャンル一覧


奇妙なゲームを多く開発、販売した会社

エニックスソニー・ミュージックエンタテインメントコンピュータエンタテインメントヒューマン株式会社ラブデリック(SKIP)、グラスホッパー・マニファクチュア(須田ゲー)、飯田和敏佐藤理

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