CV:豊崎愛生(『ドラゴンクエストライバルズエース』)
概要
遥か昔、グランゼニスは互いに争い続ける人間の愚かさに嫌気が差し、一度は滅ぼそうとするも、人間のやさしき心を信じる彼女は、彼女自身が世界樹の姿となるという方法によってこれを収めた。
世界樹となった彼女は、人々の清き心の証である「星のオーラ」を数多捧げない限り決して元の姿には戻ることができない。彼女のこの行いにはさすがのグランゼニスも考え直し、星のオーラを集めさせる役割として天使たちを創造したとのこと。
『ドラゴンクエストⅨ』の物語は、この父娘の壮大な親子喧嘩から始まっているともいえる。
物語終盤、主人公が集めてきた女神の果実により姿を現し、上記の顛末を語る。
ただし完全に復活したわけではないため、神の力をもってしても堕天使エルギオスを止めることはできず、ガナン帝国を覆うオーラを退ける程度しか力を発揮できなかった。
サンディの姉と思しき描写もあるが、真相は不明。彼女曰く、生きとし生ける者はみな自分の弟妹のようなものらしい。
エンディングではついに元の力を取り戻し、星空の守り人となった天使たちを見届け、人間となった主人公を人間の世界へと送り出した。
その後の追加クエストでは星となったエルギオスの願いを聞き届け、主人公を過去の世界に送り、イザヤールの運命を変える手伝いをした。
基本的には慈愛に満ちた女神なのだが、肝心なところは主人公任せなところ、最後に別れを告げる暇もないまま天使たちを星にした(ように見える)ところなどを非難するプレイヤーもいる。
まあ、前者に関してはそもそもドラクエに登場する神全般に似たようなことが言えるし、
後者に関しては元々天使は役目を終えたら星になることをグランゼニスによって運命づけられていただけとも取れるので、一概に彼女ばかりの責任ともいえない。
『ドラゴンクエストⅩ』での登場
彼女の名前が使われている乗り物として、レンダーシア直通の豪華客船「グランドタイタス号」の姉妹船として「クイーンセレシア号」が言及されている。
また、レンダーシアの町や国名は『ドラゴンクエストⅨ』の重要人物の名前が元となっているが(グランゼドーラ→グランゼニスのように)、セレドの町は彼女の名前が由来と思われる。
更に人間の神グランゼニス(『ドラゴンクエストⅨ』のグランゼニスとはおそらく別人)のもつ「神威の武具」の名前は、一部欠けて読めないものの「セ…シア」となっており、おそらく彼女の名前であると推測できる。
Ver.6ではルティアナがとこしえのゆりかご(『ドラゴンクエストⅨ』の世界)を脱する際に、その世界の神から創世の力を譲り受けたことが語られている。
Ver.7ではとこしえのゆりかごが新たな冒険の舞台となり、創造神グランゼニス(※前述の通り、Ⅹのグランゼニスとは別)の娘でルティアナの姉である女神ゼネシアが登場。
グランゼニスの娘という点がセレシアと同一であり、名前や容姿もどことなく似ているが…果たしてセレシアとの関係やいかに?
関連タグ
ドラゴンクエストⅨ ドラゴンクエストⅩ 箱舟シリーズ 女神 天使
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