CV:納谷悟朗
概要
『超神ビビューン』第1話「妖怪退治だ!超神登場!!」に登場した妖怪。頭に赤い目、胸に青い目を備え、身体のあちこちに赤、青、緑色の目が浮かんでいる。なお長い毛髪を生やしている(時々頭と胸の目を遮っているが)。
巨大な一つ目(瞼と睫毛あり)になって空を飛び、妖鬼を一つ目に変える事も可能。一つ目の状態では瞳から怪光線を放ち、本来なら跳ね返してしまう鏡も砕いてしまう「ギヤマン砕き」という技を持つ。なお本来の姿では腹にある呪いの目から怪光線を放つ。また「触れた備品を壊し、食べ物が砂になり、水がガソリンになる」という特殊な呪いをかけられる。他にも、木の幹を人間に偽装する、岩の雪崩や熱湯を発生させるといった超能力を見せた。
劇中の活躍
真夜中にある一家に一つ目を飛ばして苦しめ、その異変を察したダイマ博士の前にも現れ、口封じとして彼に妖鬼を差し向ける。「破邪の鏡」を持つ彼に妖鬼がひるむと、ギヤマン砕きで鏡を砕いた。明智リサによって博士は救出され、夜なのに鉄棒のトレーニングをしていた月村圭の横槍が入ると、報復として月村に呪いをかける。
その後、ダイマ超神研究所を襲撃し、妖鬼を差し向けて博士を襲うが、ビビューンに変身した月村によって妖鬼は一掃され、自身もスカイ剣で目を突かれてしまう。元の姿に戻ってビビューンと対峙するが、シンドとビリンによって無理矢理退散する。
どさくさに紛れてダイマ博士の孫の三太を拉致し、追跡したビビューンに対して三太を人質にして一方的に攻撃を仕掛けるが、そこにズシーンとバシャーンが現れ、彼らの活躍で三太は救出されてしまう。自身はビビューンと戦うが、ビビューンによって呪いの目が急所である事を見抜かれ、スカイ剣で斬られて、ビビューンの火の玉アタックを受けて、「助けてくれぇ!!」という命乞いの言葉を叫んで、光になって消滅した。
余談
声を担当した納谷氏はボスキャラやナレーターを担当する事が多く、一般怪人を演じる事は珍しかったりする。なお本作では黒幕のガルバーの声も担当した。
関連タグ
バックベアード(変身忍者嵐):別の石ノ森作品に登場したバックベアードの怪人。
6期鬼太郎:こちらにも人型になったバックベアードが登場する。