概要
CV:かないみか
『SDガンダム外伝』第1作ジークジオン編に登場する妖精。ほしの竜一版の定義を参考にすると、身長30㎝ほどのピクシーと呼ばれる種族。
カードダスにはカツとレツにそっくりな妖精と一緒に映っている。
第2章「伝説の巨人」におけるヒロインで、HPは最低の「10」。そりゃ仕方ない。
ただしほしの版では目視出来ないほどの速さで攻撃を仕掛けてくるバウンドドッグと同等のスピードで飛べる設定で、どこにいるか声で教えることにより、バウンドドッグ撃破に貢献した。
伝説の巨人サイコゴーレムがジオン族の魔の手に落ちたことを悲しみ、再び眠りにつかせるため、騎士ガンダムに協力する。
サイコゴーレムを止めるのに必要な光の矢と弓を復活させることができるただ一人の存在で、OVA・ほしの版共に最後までサイコゴーレムを説得しようとするも抗えず、涙を堪えて騎士ガンダムに光の弓矢を渡し、サイコゴーレムを破壊した(魂は死に耐えておらず、その後復活しているのでご安心を)。
第4章では導きのハープの伝承をアルガス騎士団に伝え、フラウ姫こそがハープの奏者に相応しいと通告。フラウ姫が伝説の調べを奏でたことにより、ムーア界への道が開くこととなった。
同じくラクロアの森に暮らす妖精である妖精ジムスナイパーカスタムとは大の仲良し。
余談であるが、OVAでキッカ役のかない氏は後に『機動新世紀ガンダムX』でヒロインを演じ、ジムスナ役の高木渉は主人公を演じる事になる。
実は元人間。
サイコゴーレムが傷を追って少女キッカのいた村近くの森に隠れていたところに偶然遭遇し、傷の手当をしてあげ心を通わせたが、別な村人がサイコゴーレムに攻撃を仕掛けてしまう。
その際キッカはサイコゴーレムをかばって命を落としてしまったが、妖精に転生してサイコゴーレムのことを見守ることとなった。
黄金神話では、プロローグでスペドラが散った際に妖精ジムスナイパーが登場したものの、残念ながら妖精キッカは登場してなかった。
新約SDガンダム外伝 新世聖誕伝説では、妖精ジムスナイパーと共に登場。
かつてのサタンガンダムの城ジオンブラック城を再現したグラムヘイズ城にジークドミヌスが居るとジムスナイパーと共に感じた。
番外編と復刻版を除けば、SDガンダム外伝シリーズ本編で妖精キッカの再登場は、実に28年ぶりであった。