概要
初出は『女神転生』で種族は「邪鬼」。『女神転生Ⅱ』では種族が「妖鬼」となり赤鬼姿で登場した。
『真・女神転生』では妖鬼、闘鬼、鬼神、邪鬼の種族にイメージが分散され、シュテンドウジとイバラギドウジのネームドとして登場していた。
有象無象のオニは『真・女神転生Ⅲ』にて新規デザインで登場。
前頭部に二本、頭頂部に一本の計三本の角が生えた赤肌姿で、金属製でシャープなデザインの金棒を持っている(※メイン画像)。
金子一馬氏によると「鬼とは時代ごとのパンクな人々ではないのか?」との解釈でデザインされた。(余談だが真Ⅲ発売当時、似た髪型の某芸人はある占い師に「その髪型は鬼の角だから切ったほうがいい」と助言を受けている)
真Ⅲの劇中では比較的序盤から登場する。
力を絶対視するマントラ軍の主要戦力であり、数はかなり多い。
真Ⅲのノベル版では黒いオニの「タタラ」が登場。主人公のカミシロと共に行動する相棒であり、マントラ軍崩壊後も生き残りカミシロと共にマネカタの勢力の一員となる。
それ以降の作品でも比較的序盤から登場する妖鬼として登場し、見た目通り物理技を覚えるアタッカーである(但し、テイルズシリーズに近い戦闘システムの葛葉ライドウシリーズでは、魔法詠唱モーションが最速である事が多い為、真逆の魔法アタッカー運用がメインになる)。
真Ⅲはそれ以外にも『太平記』に登場するオンギョウキ、スイキ、キンキ、フウキというネームドが登場し、それぞれを象徴する頭部や衣装を持つが体格はオニと大差ない。
『ラストバイブル2』ではマゴク王国の秘術で魔獣を素体に造られた、悲しき人造悪魔がオニと呼ばれ、王であるラオウを中心に決起し反乱を起こす。
『ペルソナ5』では銀行を模した3つ目のパレスで、剛毅のシャドウ「遊侠の獄卒」として登場しており、本来の名を思い出しペルソナになるとオニになる。
尚、シリーズで戦闘時の悪魔の状態を表すアイコンを「オニマーク」と呼ばれる。