概要
ストーンオーシャン終盤、ヘビー・ウェザーを自らの視力をディスク化して抜き取ることで攻略し、圧倒的優位に立ったプッチ神父。それでもまだ抵抗しようとするアナスイを
安っぽい感情で動いてるんじゃあないッ!
「人」は天国へ行かなくてはならないッ!目指したものは全ての人々をそこへ導ける!
おまえらはそれを邪魔しているんだ……少しばかりの人間が犠牲になったからといって……
『どこへ行かれるのですか(ドミネ・クオ・ヴァディス)?』おまえは『磔刑』だーーーーッ!!
……と一喝したのだった。
詳しくは同作を読めばわかるが、要はプッチの思想とは「全ての人々は自分(とDIO)の考える天国へ到達しなければならない」「人々はそこに到達して初めて幸福に生きることができる」というものであり、本人はそれを正しいと信じて一切疑わずその実現のためには他人の犠牲など全く厭わないというものだった。
つまりプッチにとって、アナスイが自身に歯向かってくる「自身や仲間である徐倫やウェザーが犠牲になるから」という理由は、たかが数人の命のために全人類の幸福を切り捨てるというとても許しがたい自己中心的なものであり、まさに便所のネズミのクソにも匹敵するくだらない物の考え方なのである。
余談
ASBにて、東方仗助に対して言うセリフに「安っぽいヘアスタイルで得意そうにするんじゃない!」というのがあり、上記のセリフのオマージュだとされている。
アニメ版では「目指したもの」という言葉が「私が目指しているもの」という言葉に変化し、(既に終わった)過去形から(今計画進行中の)現在形になるという自然なフレーズになっている。