経歴
ポジションは投手。左投左打。
浦和学院高校へ進学すると1年夏からベンチ入りし、甲子園全国大会を経験。1年秋からエースとなり、2年春の甲子園では全5試合に先発して僅か自責3という力投で、浦和学院を初の甲子園優勝に導いた。3年生は甲子園出場は無かったものの、アジア大会のU18日本代表に選ばれている。
早稲田大学進学後、1年の時にチームの全日本大学野球選手権大会制覇に貢献。2年と4年の時には六大学リーグ秋季シーズンに最優秀防御率を獲得したほか、大学日本代表にも選出されていた。2018年オフのドラフト会議にて、千葉ロッテマリーンズから3位指名を受けプロ入り。
プロ1年目・2019年は開幕ローテーション入りしたものの、初登板で大炎上し二軍落ち。7月に一軍のマウンドへ戻ると、8月14日の北海道日本ハムファイターズ戦で吉田輝星投手(当時)と投げ合い、6回1失点の好投でルーキー対決を制しプロ初勝利を挙げた。翌2020年はシーズン通して先発ローテーションを守ったほか、2021年は規定投球回を投げ9月19日の日本ハム戦でプロ初の完投勝利するなどチームトップで自身初の10勝を挙げた。
人物
- 名字の読みは「おじま」。アンジャッシュ・児嶋一哉の名前イジりネタであるギャグ「児嶋だよっ!!」をもじり、読み間違え回避と知名度向上を目指している。ロッテ球団からは「コジマじゃないよ。オジマだよっ!!」の文字がプリントされたTシャツが発売。
- 本人曰く「高校から右打者のインコースを攻める投球を軸にずっと教わってきた」とのこと。理想の投手は和田毅で、動画を見て投球フォームを研究していた。
- プロ入り後、先発登板した際に打線の援護に恵まれない「ムエンゴ」現象が発生。4年目・2022年はその傾向が顕著で、規定投球回に到達したにもかかわらず3勝11敗という成績に終わっていた(翌2023年は勝ち運が戻り10勝6敗)。