刀についての詳細は→小狐丸
プロフィール
「大きいけれど小狐丸。いや、冗談ではなく。まして偽物でもありません。
私が小! 大きいけれど!」
「ぬしさまはこの毛並みが良いと仰る。」
「さぁ……この小狐と踊りましょう。」
「噛まれると痛いですよ……野性ゆえ!」
公式による事前紹介
平安時代の刀工、三条宗近作の太刀。
稲荷明神の援助によって作ったと伝わる太刀。
能の「小鍛冶」に登場する。
名は小狐だが、全然小さくない。
小さくはないが、主に構ってもらえるのは好き。
名前は小狐と言いますが、背格好は全く小さくない。
とっても美しい毛艶の持ち主。
概要
2015年1月23日のアップデートにて実装された刀剣男士。
ゲームリリース前から三日月宗近や初期刀らと共に公式特設サイト(HP)のトップに居り、事前紹介もされていたキャラクターなのだがサービス配信時には何故か未実装。後日にアナウンスがあり実装に至った。
謡曲「小鍛冶」に登場する刀をモチーフにしている。
平安時代の刀工・三条宗近作の太刀で、稲荷明神の援助によって作ったとされる。相槌を打ったのが小狐であったため、表に「小鍛冶宗近」の銘、裏には「小狐」の銘が刻まれている。
実在しない架空の刀であるが、伝説にあやかり名付けられた刀は複数の書物に記述が残っている。
よく名前変換の際に「子狐丸」と名前を間違われやすい。
正しくは「子狐」でなく「小狐」、子どもの子でなく小さいの小である。
「私が小! 大きいけれど!」
性能
レアリティは3でありながら、レア5の三日月宗近と同じ4:00:00の鍛刀時間で登場する。
また、通常ドロップも5-3のボスマスでしか確認されないなど、実質的なレア度としてはかなり高め。しかも5-3はレベルキャップのあるマップであり周回には例の問題もあるため初期から難民が多い存在。
2018年7月3日のメンテナンス以降は5-4通常マスでドロップするようになり、その他のマップではドロップしなくなった。レベルキャップが無く、ボス前で撤退すれば安全に周回できるものの、ドロップ率は非常に低く、相変わらず難民は多い。
機動・偵察が全太刀トップ。生存、打撃、隠蔽は全太刀最下位。
スロットは他のレア3の太刀と同じく2つ。
入手難易度がかなり高いのに反して能力は控え目であるが、小狐丸は他の太刀と比べ手入れ資源が半分で済むというエコな特性がある。
東京ゲームショウ2015の刀剣乱舞ステージでの花澤Pによると、この特性は「稲荷明神の相槌で打たれた刀なので、手入れ時に狐が手伝ってくれているのかも…?」とのこと。
長らく手に入りにくい刀剣男士としてプレイヤー間で難民がよく発生していたが、刀剣乱舞Pocketの事前登録キャンペーンの50万突破報酬と設定されていた。登録数約147万の結果となり、100万突破特典報酬の三日月宗近と共に配布される機会があった。
Pocket版でチュートリアル終了、またはPC版との連動完了時点で受取箱に配布(2016/3/1~2016/4/4)
キャラクター像
妖狐のような妖しさと迫力を感じる見た目に反して、性格は紳士的かつ優雅な物腰であり時にお茶目。主である審神者に対しては敬語で話し、丁寧で穏やか。
ドロップの第一声から「大きいけれど小狐丸。いや、冗談ではなく。まして偽物でもありません。私が小! 大きいけれど!」とお茶目な面を発揮している。
名は小狐だが、全然小さくない。何故、大きいのに小狐なのかは……遠慮らしい。ランクアップではさらに大きくなって戻ってきてくれる。戻ってきたと言っても離れていたのは戦闘中のみと思われる。
小さくはないが主に構ってもらえるのは好きという設定もあってか、「ぬしさまはこの毛並みがいいとおっしゃる」「お姫様だっこをしてほしい……とな?」といった審神者と仲良さそうな台詞もある。
審神者の呼び方は「ぬしさま」。審神者と刀剣男士の関係性についての公式設定文には、刀剣男士たちは自分の持ち主である審神者を「主」や「ぬし」と呼ぶとあるが、現状では後者の呼び方で審神者を「ぬしさま」と呼称するのは小狐丸だけなのでレア度以外でも希少な存在。
ちなみに、通常立ち絵の笑みは2015年B'sLOG4月号では『主に向ける満面の笑み』と書かれていた。好意的なスマイルだったらしい。
能の『小鍛冶』が由来であるためか、戦いの場では「さてと、では踊りますか…」「さぁ……この小狐と踊りましょう」「狐と踊れ」などといった「踊る」という表現も用いていており雅やかな雰囲気。
しかし、戦闘においては野生ゆえか「痛いですよ、ほら!」「殴りますよ」といったSっぽい面も垣間見える。
鳴狐との回想では、普段とは違う古風な喋り方をしている姿も見ることができる。
神の末席という設定の刀剣男士の中でも同じ狐の眷属が相手であるためだろうか?
錬結の際は刀らしい怖さも窺えるが、刀剣破壊では己の死であるのにこちらを気遣う言葉を向ける。
また、洒落が好きなようでよく使っている。
「小狐だけに、小隊長…」
「馬だけにばかに……、いや、ばかしてやりましょう」
というように些か反応に困る洒落をよく披露してくれる。
なお、ばかしてやろうとした馬には無視された様子。他の刀剣男士の馬当番にも面白い台詞があるので本丸の馬はなかなか愉快なようだ。
畑当番では「油揚げの元のもとを育てまするか」と大豆を育てている姿があり、稲荷明神に縁あるためか油揚げが好きなようである。
作中では名のわりに背丈が大きいと度々触れられているが、刀剣乱舞絢爛図録によると身長設定は188cmとのこと。刀剣男士の中にはもっと背の高い存在も居るとはいえ、実際で考えるとなかなか迫力がある。
頭部には獣の耳を思わせる部分があるが、これは獣耳風の髪の毛であることが公式設定集の刀剣乱舞絢爛図録に書かれている。
しかし自分の髪(だと思われる)のことを「毛並み」と言ったり、現在はゲーム内で聞けないボイスでは負傷時に「今……尻尾の毛を梳いておりまする」と言っていたり。毛並みにはこだわりがあるもよう。人なのか、獣なのか…。
2016年1月1日実装の正月ボイスでは、小狐丸は審神者に良い初夢を見るように語りかける内容だった。日中らしきボイスが多いなかでは珍しく夜っぽい雰囲気。
正月ボイスでの審神者に挨拶する時系列としては 新年最初がへし切長谷部→日が昇る前が山伏国広→初日の出が三日月宗近→お参りが蜂須賀虎徹→他のみんなとお年玉・凧揚げ・挨拶回り・宴会→就寝前が小狐丸 という流れかと思われる。
2016年1月14日実装ボイスの刀剣乱舞一周年記念では言われるまで気付いていなかったようでマイペース振りを発揮しているが、審神者就任一周年記念では小狐丸の方から審神者に記念日を覚えているか得意気に聞いてくる。
自分の記念日は憶えていなくてもぬしさまの記念日は憶えているようだ。かわいい。
極
2021年4月20日のメンテナンス後に「極」が実装された。
レベル75以降、四日間の修行を経ることで極の姿になることが出来る。
小狐丸の様子がいつもと違うようだ。
「ぬしさま、お頼みしたいことがございます」
小狐丸が修行に旅立ちたいようです。
修行に行かせますか?
▶はい(小狐丸極の頁に飛びます)
いいえ
カードファイトヴァンガードでの性能
こちらではカードファイト!!ヴァンガードのタイトルブースター刀剣乱舞で収録された彼も紹介する。
こちらはRRRでサイン付きのSPがあるという待遇の良さである。
一つ目の効果はアタックがヒットした場合ソウルブラストを1枚払うことで山札の上のカードを一枚見て山札の上か下かに置いてその後1枚ドローする「誉」(全体で一回のみ)の効果。
二つ目は「誉」の効果持つユニットがヴァンガードにアタックした時カウンターブラストを一枚支払うことでパワーが3000上がる効果を持っている。
一つ目の効果は強力で一番上のカードを確認し欲しいカードをドローすることができるが、誉の能力であるため二つ目の能力で強化した「誉」持ちのユニットの「誉」効果が発動できないというデメリットを持つ。
しかし「誉」を軸にしたデッキなら攻撃のラインを上げることができるため使えなくはない。
関連イラスト
※イラスト検索の際は、無印(小狐丸)での検索を推奨する。