刀について詳細は→膝丸
pixiv内でのタグは何もつけない膝丸が多い。
プロフィール
「源氏の重宝、膝丸だ。ここに兄者は来ていないか?」
源氏の重宝。試し斬りで罪人を斬った際に、両膝まで一刀で断ったことが名の由来とされる。
時折兄である髭切に忘れられて絶望するが、すぐに立ち直る。
長い年月、失意を繰り返すと流石に復帰も早いらしい。
やあやあこれこそは、源氏の重宝膝丸の概要なり!
ブラウザオンラインゲーム『刀剣乱舞』に登場するキャラクター。
平安時代に源満仲が作らせたとされる刀。髭切とともに源氏重代の刀として伝えられている。
大覚寺所蔵、重要文化財。銘は「□忠」で□は判別不能。刃長2尺8寸9分(約87.6cm)
古備前と見える出来で、大正12年に国宝に指定された旧国宝。
この刀はその後次々と名を変えており、「蜘蛛切」「吠丸」「薄緑」など呼ばれ方は多様である。
2015年12月29日、イベント「連戦隊」の報酬のひとつとして実装。
後に2016年3月15日のメンテナンスで、兄の髭切と共に検非違使のドロップ対象に変更された。
2018年7月3日のメンテナンス以降、通常鍛刀と通常ステージの5-1でもドロップが可能になった。
俺のゲーム性能が低くては、兄者の評判にも関わるからなぁ!
兄の髭切と同様、極も含めたとしても原則として2度までである刀剣男士の中では初めて、ランクアップが複数回あり、「特」による衣装チェンジがある。
細かい変化の他に、腰のベルトにパンツスタイルから袴への変化が見られる。
入手時のレア度は下から二番目と高くないが、ランクアップを重ねることで最終的にレア4太刀となる。
※ここで注意
ランクアップ前と後で刀帳の扱いが異なる(「特」になると刀帳番号は113番、次に114番になる)。
イラストを回収したい場合はLv25、Lv50までに回収しなければならない。
が、先述のとおり検非違使ドロップになったほか、通常鍛刀や通常ステージでもドロップできるようになったので、回収し忘れても安心。鍛刀時間は3時間20分。同じ時間にくる刀が多いので、狙うなら資源と財布を相談したうえでチャレンジしてみよう。
ランクアップ、錬結を最大まで終えた場合、なんとステータス合計値は大包平、三日月宗近に次いで総合3位となる。
隠蔽は太刀1位、機動が小烏丸に続き太刀2位、特に機動は総合でも上位と、機動に特化した太刀(日本号と同速)。
よし、キャラクター像を追跡だ、そして包囲する!
薄緑のアシンメトリーの髪型に、兄と色揃いの白シャツと黒い上着、黒いズボンを着ている。
両襟についているのは「七本骨扇」と呼ばれる紋飾りで、刀紋は三日月と欠けた蛇の目、花山形に竜胆と三つ巴を組み合わせたもの。
内番服も兄と同じデザインの黒いピッタリしたスポーツジャージで、中はグレーのフロントネックインナー。
長い前髪は右に流し、後頭部か頭頂部に少しくせっ毛かアホ毛のように逆立った箇所が見られる。
なお、髪色は源義経所持時の異名「薄緑(うすみどり)」から来ているようだ。
また兄同様八重歯が生えており、特に戦闘時の立ち絵では口を開けているのでよく見えるだろう。
図録2巻によれば「顔のパーツこそ髭切と似ていますが、膝丸の方が男性的で荒々しい顔つきです」とのこと。
一人称は「俺」。
武人らしく生真面目な性格。兄の髭切を兄者と呼びとても慕っている。(ブラコンとは言ってはいけない)
どれくらい慕っているかというと、まず近侍にした際に聞ける本丸でのセリフが「俺と兄者は本当に仲のいい兄弟なのだ。……本当だぞ」と主張してくるのを始め、三種類ともすべて髭切関連というくらい。それだけに留まらず、
・部隊の隊長に任命した際には「兄者を差し置いて……俺が総領で良いのか?」と兄に対する謙虚な姿勢を見せる
・放置セリフでも「兄者ー! 兄者はおらんか?」と探し回る(なお実装されたイベント「連隊戦」開催中においては、ノルマさえクリアできれば確定報酬として必ず手に入った膝丸とは異なり髭切は稀ドロップであった。このため周回を重ねても連隊戦終了までに髭切を入手することがかなわず、姿の見えない兄を探す膝丸に涙したプレイヤーもいたとか…)
・真剣必殺発動時には「俺がここで負けては、兄者の評判にも関わるからなあ!」と叫ぶ
・遠征に出立の際は「行ってくる。留守の間、兄者を頼む」とまるで保護者のような言葉を残す
・更には刀剣破壊の際にも…
このようにそれ程に髭切が大切なようだ。
しかし、肝心の兄本人からは名前を忘れられており「兄者が……また俺の名前を忘れている……いや、泣いてはない。泣いてはないぞ!」と健気な姿を見せる。そこが不憫かわいいという声も?
とはいえ、兄に対して完全に盲目的というわけではない。むしろ髭切のマイペースぶりと大雑把さは重々理解しているようで、本丸ボイスの一つでは兄が周りに迷惑をかけていないかと案じ、記念ボイスでは一周年でも二周年でも「(n周年祝いの意味を)兄者は理解していないのだろうな…」とぼやいていた。そしてその予感は的中していた。
髭切とともにあるステージに出陣することで回想をみることができ、そこでは生真面目ながらも、兄に振り回される苦労人な姿が垣間見える。
「兄者ぁーーーーー!」
こうして主に兄がらみの気苦労が絶えない彼ではあるが、そこはやはり源氏の重宝。戦闘開始時には「やあやあ我こそは、源氏の重宝膝丸なり!」と勢い良く名乗りを上げ、蜘蛛などの怪異を退けたとされる逸話からか、必殺時には「たとえあやかしであろうとも恐るるに足らず!」と切り捨てるなど戦においては頼もしい姿を見せてくれる。
内番においては、黒地でサイドの部分が白いジャージの上下に黒いシャツを着用しこれも黒のスニーカーを着用する。強烈な不満をあらわにするというわけではないが、源氏の重宝としてやや思うところがあるようだ。
また2017年1月13日のメンテナンスにより髭切・岩融との手合せの特殊台詞が追加。源氏の刀としての誇りある姿がうかがえる。
2017年8月8日のメンテナンス後から長期留守のボイスが追加。主には意外と素っ気ない対応を見せている。
「主の不在には慣れている」という言葉は、かつての主の一人であった彼への皮肉も含められているのだろうか…。
極
2020年12月17日のメンテナンス後に「極」が実装された。
レベル75以降、四日間の修行を経ることで極の姿になることが出来る。
膝丸の様子がいつもと違うようだ。
「主よ、頼みがある」
膝丸が修行に旅立ちたいようです。
修行に行かせますか?
▶はい(膝丸極の頁に飛びます)
いいえ
メディアミックス
活撃/刀剣乱舞
第6話で髭切と共に登場、続く第7話で第一部隊のメンバーとして任務に出陣する。CVは変わらず岡本信彦氏が担当。
レベルは高いと思われるが作画の関係か、衣装は初期状態のまま。
相変わらず髭切に名前を忘れられ、何故か「髭切」と呼ばれてしまうが、戦闘では息のあった連携を見せる。
第12話では山姥切国広、髭切、大典太と共に別行動となった和泉守と陸奥守の助っ人として参戦、最終話では第一部隊と第二部隊が合わさって1000体もの時間遡行軍を相手にすることになる。また戦闘の中で髭切に「膝丸」と呼ばれた。よかったね膝丸!
刀剣乱舞-花丸-
第2期で髭切とともに登場が決定しており、キービジュアルや先行カットなどでひと足早くお披露目。
そして第1話で兄弟揃って顕現。髭切が48番目、膝丸が49番目となる。
ちょうど大晦日だったので、本丸の案内がてら二人も大晦日の準備に参加する。
その後膝丸を隊長に出陣命令が下り、髭切、加州清光、獅子王、明石国行、蛍丸たちと墨俣へ出陣、兄弟で真剣必殺を披露した。
EDでは兄弟でメイン刀剣男士も務め、二人のデュエットソングが流れるなか、神風動画スタッフの鈴木理氏によるアニメ本編と異なる絵柄の二人がとても美しい。
ミュージカル『刀剣乱舞』
演者:高野洸
2017年公演の「つはものどもがゆめのあと」に髭切と共に初陣。
演じるのは高野洸。子役時代からテレビや舞台に出演、「Dream5」時代にはかの「妖怪ウォッチ」の「ようかい体操第一」などを歌っている。
ステージでは高い身体能力を生かしたアクロバットを決め、「縦回転の膝丸、横回転の髭切」と称されることも。
主たる審神者からの「密命」に応じ、髭切と共に三条の面子を監視する事になる。その真意は……
源氏に仕えた岩融、今剣からは「膝丸様」と呼ばれている。一方で今剣が抱えているある矛盾に気づくも、あえてそれに言及しないなど、所縁の刀剣に対する気遣いを見せた。
基本的に自由な三条の面子(と髭切)に翻弄される苦労刃だが、我に返って「俺とて不自由ではないぞ!とうっ!」と側転を決めて立ち去るなど、なんだかんだで自由。
その後「真剣乱舞祭」2017・2018に揃って出演。相変わらずフリーダムな兄に振り回されつつ、要所をきっちりシメている。
また2018年末には紅白歌合戦にも参戦を果たした。(外の人的には2回目になる)
2019年には「髭切・膝丸双騎出陣」が開催。第一部では仇討物として有名な『曽我物語』の曽我兄弟を髭切と共に演じた。
2020年に再演され、同年開催された「日本博」オープニングセレモニー「日本の音と声と舞」に出演したほか、本公演アーカイブがYoutubeに期間限定でアップロードされ、好評を博した。
映画刀剣乱舞
演:山本涼介
2023年公開の『映画刀剣乱舞-黎明-』に登場。
西暦2012年の「特命任務」に際して別の本丸から派遣された。他の刀剣男士と異なり、極の姿である。
本来は一振ずつしか派遣できないという制約を脱し、京都の神職・倉橋を仮の主とした髭切と共に顕現するという、他に例を見ない出陣となった。これについては「兄者の行く所には自分も行く」と発言している。また明言されていないが顕現の場が北野天満宮である事が示唆されており「兄者の呼び出しに反応した膝丸が大覚寺から駆けつけたのでは」とネタにされた。
飛行機で到着した羽田空港を時間遡行軍が強襲するという異常事態に対処し、極ならではの高い戦闘力を披露するも、首魁には逃亡される。向こうのやる気のなさに拍子抜けしつつも長義達と合流するが、酒呑童子の呪詛によって日本中の人間の「想い」が奪われて抜け殻となり、2205年の本丸との通信が途絶するという危機を迎える。絶望的な戦局で本来の力を失いながらも刀を振るい、仮の主達を守り続けた。