概要
2024年6月19日の動画でのミスト(慎吾)の回想で登場した孤児院職員。
幼くして路上生活をしていた慎吾兄妹を優しく迎え入れるが…。
人物
件の孤児院の経営は悪徳そのもので、逆らえない立場なのをいい事に、子供達に日常的に虐待を加えていた。
慎吾もまた、些細なミスを論われ、幼い子供であるにもかかわらず、山本に木刀を振るわれていた。
しかし、天賦の才と過酷な環境の不幸な副産物というべきか、木刀を振るわれる度に、慎吾は太刀筋を覚え、異次元の回避力を培う下地となった。
更に、年端もいかない幼女にも手を出す真正のロリコンであり、幸子にいたずらしようとした所を間一髪、慎吾に目撃され、木刀同士の戦いになるも、それまでの虐待の報復を受ける形で一方的にボコボコにされる。
余談
同じくロリコンの疑惑が持ち上がっている登場人物に鵺爺がいるが、あちらは稼業である暗殺の手段として、幼子に危害を加えたに過ぎなかった。
しかし、こちらは保護者の仮面を被っている分、同じく外道として比較されるエイジ以上の外道と言えるかも知れない。
「飽くまで幸子と組織の為に生きる」と決めた慎吾が、エルペタスに被害を告発する事はないと思われるが、余りに悪徳過ぎる事から、エルペタスの粛清対象になった可能性もある。
関連タグ
山本の兄貴…天羽組の前身の田頭組に所属していた極道で駆け出し時代の小峠華太の兄貴分の一人。山本繋がりだが、他人である。性格は狂暴そのもので河内組との抗争の巻き添えで堅気の母親と赤子の親子を殺害するなどこちらも外道さが際立っている。
山本健二郎…殺し屋一族の闇金…三門一郎太に登場した横浜アローズの野球選手。こちらは母親思いで努力家な野球選手だったが、悪徳オーナーの田中親子から八百長を持ち掛けられたのを拒否した為、野球界から締め出されていた。最終的に三門一郎太の活躍もあり復帰した。
野田一…天羽組現若頭。「ミス即ち死」という思想を舎弟に叩き込み、厳しいヤキを入れるが、こちらは鉄火場で命を落とさない為、いかなる状況でも油断しない為の教育である。ある意味、教育者とは真逆の立場だが、人格そのものも真逆に近い。
園部…妊娠中の千尋を毒牙に掛け我妻京也の狂気を爆発させた外道。山本は幸子を毒牙に掛けようとしたが、間一髪でミストから守られた。しかしながら、この出来事は少なからずミストの心に暗い影を落としたと思われ、力にばかり執着する原動力になったと思われる。