心配すんなぁ 地獄で会える…その前に楽しませてくれよぉ…
概要
戒炎の創設者・我妻京也と敵対していたとある半グレ組織のトップ。
後述の経緯から戒炎が京極組にもたらした災厄と悲劇は全部こいつのせいと言っても過言ではないと評されており、「(ある意味)京炎戦争のMVP」などと揶揄されることも。
実質的には戒炎の主要メンバーは彼によって殺されたようなものという意見もある。
登場回
- 2023年3月6日の動画(我妻京也)
我妻の過去編その1。
当時敵対していた我妻の恋人だった千尋を強姦した挙句に殺害した。
後に、千尋は我妻の子を身籠っていたことが2024年3月8日の動画で判明した。
最終的に園部は我妻の報復によって爆弾を仕掛けられていた恋人の「聡美」諸共爆死させられたのだが、この一件で我妻は狂気の悪魔へと変貌してしまうことに…
- 2023年10月20日の動画(我妻京也)
我妻の過去編その2。
前回の過去編で起きた出来事に関連して少しだけ言及された。
- 2023年12月25日の動画(我妻京也)
我妻の回想に1カットだけ登場。
なお、園部が千尋を襲う際に発した「恨むなら我妻を恨めよ」という発言だが、何の偶然か、同一動画の終盤で野島翔を殺す直前に我妻も「恨むなら五十嵐を恨め」と同様の発言をしている。
余談
視聴者の反応
我妻の過去編でしか登場していない単発キャラであるにもかかわらず、一時の性欲に身を任せて我妻を悪魔に変え大災害を起こしたことで視聴者からは嫌われている。
園部の恋人について
前述の通り園部は千尋を殺した報復として彼女諸共爆殺されるという因果応報の最期を迎えた。
しかし園部の恋人である聡美に関しては少なくとも作中では何も悪いことをしておらず、完全にとばっちりもいいところである。おまけに爆弾でバラバラにされた上に供養もしてもらえないという扱いも酷い有様である。
千尋にも言えることだが、聡美は相手が半グレの男とわかっていて交際しているため、自業自得な面もある。更に付け加えると彼女は園部の行いについて千尋のように懸念している様子もない。
さらに、殺害された際彼女はアジトにいた上、作中で半グレの女性も数多く登場しているため、彼女が半グレ組織に所属していた可能性もある。
園部が彼女をアジトに連れてきて侍らせていただけの可能性もあるが、もし仮に所属していたなら文字通り因果応報ということになるだろう。いずれにしても標的は園部なのでとばっちりではあるが。
千尋が我妻の子供を妊娠していた可能性が発覚したことで園部の外道度が上方修正されたが、彼女が園部の所業に加担していなかったのであれば、それが彼女が殺されていい理由にはならない。
園部の様子を見る限り彼女のことは心から愛していたと思われるが、それでいてなお千尋を我妻から奪っているというのは自己中心的に他ならない。
千尋のお腹に我妻の子供が宿っている事が判明してから、より園部へのヘイトが強まった為か、恋人の聡美共々、半ばいない存在のように扱われている。
園部が聡美を逃がそうとした所を加味しても、全く美点のない人物だった事が関係していると思われる。
更なる罪?
京炎戦争後の24年7月6日の回冒頭でヤクの売人から麻薬を買おうとしていた女性が千尋の姉または妹ではないかという声が挙がっており、園部の行為によって千尋の家族が精神を病んで一家離散の末路を辿り、彼女はその成れの果てを表していると言う考察が挙がっている。
もしこれが本当なら園部は千尋だけではなくその家族までも不幸に陥れたことになり、罪はますます重くなる。
真相はどうであれ千尋の家族がよほどの毒家族でもない限り最愛の娘を失った家族からすればヤクに手を出すほど心が壊れてしまうのは無理もないかもしれない…。
一方で千尋の家族に関しては園部による凶行が行われる前から千尋が裏社会に首を突っ込んだことで周囲から白い目で見られて家庭崩壊していた可能性や、そもそも千尋の家族も娘が裏社会に首を突っ込んでも制止もしないどころか娘が殺されても葬式にすら顔を出さない辺り相当な毒親ではないかと言う疑惑も出ているため一概に園部の罪とは言えない可能性も考えられなくもない。娘の死を受け入れられず現実逃避と精神崩壊で葬儀に出席する余裕がなかった可能性も高いが…
しかし、2024年11月27日の動画にて千尋の墓が親族の手によって綺麗に管理されていることが判明しており、このことから(我妻との交際で娘と絶縁した可能性はあれど)千尋の家族が毒家族である可能性は限りなく低い(または毒家族だったけど娘の死で改心した)と考えられる。
どっちみち園部の罪は重い。
もしも彼が千尋を殺めなかったら…?
概要でも触れたように、園部は我妻を残虐な殺戮者へと変貌させ、京炎戦争勃発の遠因にもなった腐れ外道である。
ただ、もし彼が千尋を穢した挙句、その命を奪わなければ…
- 我妻は外道に落ちることはなく祇園織文・犬亥鳳太郎・工藤清志・西園寺健吾らのような良き父親には足らずとも、千尋や自身の子供と共に歩んでいたかもしれない。
- 榊原周は氷室に指摘されたように自らの病と向き合い、新たな生きる道を見つけることができていたかもしれない。
- 前述の園部の恋人・聡美は少なくともとばっちりで殺されることはなかったかもしれない。
- 京炎戦争で犠牲となった京極組の浪岡常吉・大園銀次・海瀬将悟・野島翔も死なずに済んだかもしれない。
…など、挙げるとキリがない。
こう考えると、園部のしたことは非常に罪深く、概要での説明にも納得できる。
ただしその一方で、
- 緋田功哲郎は自らを真に普通の人間として受け入れてくれる存在に出会えず、孤独な一生を送っていた可能性がある。
- 麻生成凪が東北全域の支配者になるが、自分の価値が副将で開花することを知るチャンスがなく、全国制覇を狙う羅威刃に再び挑むが対策され返り討ちにされていた可能性がある。その場合、羅威刃の支配圏は我妻がいない東北全域にまで膨れ上がり、京羅戦争の真っ最中で上堂新一や遊馬大介が羅威刃の新幹部になり京極組をさらなる窮地に追い込んでいた未来すらあり得ない話ではない。
また、千尋が彼に襲われる前に妊娠4カ月(少しお腹が出始めるころで、男の子の場合は早くて4カ月で性別が判明する)だったことが判明したこともあり、園部は千尋が妊娠しているのを知らなかった、若しくは知っていて凌辱し殺害したかで、園部の外道さも左右されるのも事実である(千尋が普段緩めの服を着ていたこともあって気づきにくかったのかもしれないが、彼女が鞄などにマタニティーマークのホルダーをつけていたら普通なら気付くものである。ただ、園部本人が欲情に任せて敵対組織の女を平気で凌辱するような輩なのでこの辺に関して全くの無知という可能性も否定できなくはないが…)。
但し我妻は方々で恨みを買っていた事から、園部がやらずともまた別の人物が彼と同じ凶行を行っていた可能性も0ではない事を、決して忘れてはならない。
関連タグ
エイジ - 瓜生シリーズに登場した元CODE-ELのアサシン。イヌワシや鶴城史之舞と因縁深い。あまりの外道ぶりから園部と比較されるようになっている。