演:藤松宙愛(変身後のCVも担当)&五味涼子(変身後のスーツアクター)
プロフィール
人物像
鯛博高校に通う女子高生で、福岡県に実在する明太子屋「ふくや」の一人娘。
赤子の平均身長・体重で誕生、テストの点数も体力測定も毎回平均値ピッタリ、カレーは中辛派、麺はバリカタ派、剣道部では中堅、好みのタイプは優しい人と生まれてこの方悉く平均を叩き出してしまうことから『普通からの脱却』を望んでおり、「特別な存在になりたい」気持ちをずっと抱いていた。
株式会社悪の秘密結社の一員、シャベリーマンに誘拐された際に刀の鞘である切袴と出会い、ヒーローとして覚醒。
ヒーローとしては駆け出しであり、ヤバイ仮面(+チンピラ)から自身を二度も救ってくれた田中次郎/ルーキーにヒーローとしての師事を頼み込む。
街にローカルヒーローが跋扈していることもあり正体は家族も含めて全く隠していないが、思いを寄せているクラスメイトの大輔には「ヒーローとして未熟な状態で正体を知られたくない」と例外的に隠していた。
第4期『ドゲンジャーズメトロポリス』でも登場。
受験を経て大学に進学したため、本作では私服で顔出ししている。
MAKO
真子が変身する戦士で、刀剣へと変化した切袴を抜刀することで変身する。
身軽さを活かしたアクロバティックな剣術を得意とし、変身者が現役の剣道部ということも相まってヒーローとしては新参ながら実力はかなり高い。居合いのような技を決め手に活用することが多い他、斬撃を飛ばすなど遠距離攻撃も可能。
弱点としては変身の要となる切袴が消耗していたり別行動していたりすると変身そのものができなくなってしまうことなどが挙げられる(当たり前と言えば当たり前だがヒーローの先輩である田中は変身スイッチを常に身につけており、他のドゲンジャーズに関しては日常から常時スーツ姿なのでこの手の問題は発生しにくい)。
余談
上記の通りスペック・嗜好こそ普通(平均的)の日本人/福岡県民/女子高生だがイチ有名企業の娘という身の上は正直"普通"から程遠く、「でも私は思う… ふくやの娘ってだけで普通ではn」と公式サイトでもネタにされている(第一話時点で縁故推薦で進学先が決まっている、と、一応、"普通の社長令嬢"という見方もできるが)。MAKOに変身し出して間も無くヤバイ仮面と対決した時には、ヤバイ仮面から「(ヒーローの能力としては)普通だな」と言われた。
つまりは、どんなカテゴリーにぶち込んでもそのカテゴリーのステレオタイプ/平均値になってしまう異常性を持っている可能性がある。
変身後のMAKOは、番組開始に合わせ現実世界で切袴共々ふくやの公式キャラクターとなっている。
名前の由来は明太子の最上品質「真子(まこ)」。主に贈答用に加工される。