「疑うのは自由ですが、きちんとした証拠を提示してください」
「お前は日本一のエゴイストだ!!」
演:河相我聞
概要
『仮面ライダーリバイス』の登場人物。
交通事故の加害者・江口の担当弁護士。裁判の途中から担当弁護士となり、一転、江口を有利な状況へと導く。以前は冴えない弁護士だったらしいがいつの間にか頭角を現し始めた。
穏やかな物腰だが常に上から目線であり、挑発的な態度を隠そうともしない。おまけに「努力」を無駄と断じ、勝利のためならば現代日本の法を歪めて解釈したり、「勝つ」ためならば如何なる手段も使うほどの悪辣さと腐り果てた心を持つ。
弁護士という職業柄、口も達者。
実はデッドマンズからプロトバイスタンプを与えられており、自らの生み出した悪魔と組織に内通している法曹関係者と手を組んで連続無罪を勝ち取っていた。
往生際が悪く、姑息な手段で最後まで逃げ延びようとするも五十嵐一輝とバイスによって物的証拠を見つけられてしまい、完全敗北となった。
「あんた、弁護士になったんなら賢いはずだろ?どうしてちゃんとした努力をしなかったんだ!」
「努力なんて虚しいだけだ!!そう思っているやつは大勢いるよ…!」
と、一輝からの説教に対し強く言い返した。
一輝達との敗北後、工藤は弁護士としての権限を剥奪され、フェニックスの更生施設にて拘束されていたが、それでも反省するどころか自身を失脚させる要因を作った一輝に対して逆恨みとも呼べる一方的な憎悪を募らせており、それに目を付けたフェニックスの裏切り者(と言う名のスパイ)の手引きによって脱獄に成功する。
その後は色々と吹っ切れたのか弁護士時代とは程遠い荒々しい口調になり、デッドマンズベースでは生贄になっても構わないと豪語し、儀式前に一輝への復讐とばかりにしあわせ湯に土足で殴り込んできて(一輝からは「どうでもいいから靴を脱げ!!」と至極当然の反応を返された)、フェーズ2サーベルタイガー・デッドマンに変身して仮面ライダーリバイスと交戦。
リバイに対して金の為ではなくただ勝ちたかっただけであると言い、その為にデッドマンズと手を組んでいた事を語り、更には一輝を「エゴイスト」呼ばわりして優位に立つも、「一輝は一輝の好きなようにやればいい」というバイスの言葉で立ち直ったリバイの攻撃に敗北した。
その後はオルテカに回収され、デッドマンズベースにてギフの「選別」を生き残りギフテクスに到達した。
第15話で一輝と激闘の末に五十嵐三兄妹ライダーの「トリプルダイダーキック」を受けて完全敗北を喫すると、すぐさま光の粒子となってギフに力の一部として吸収され消滅し死亡した。
デッドマン
カンガルー・デッドマン
工藤がカンガループロトバイスタンプを使って生み出したカンガルー型のデッドマン。詳細はリンク先を参照。
サーベルタイガー・デッドマン
脱獄後、新たに与えられたサーベルタイガープロトバイスタンプを使って生み出した悪魔獣と一体化し、フェーズ2へと変身したサーベルタイガー型のデッドマン
余談
演じる河相は仮面ライダー鎧武にてアルフレッド役として登場していた。(こちらは狩崎に似た性格の科学者によって破滅している。)