概要
巨大少年とは、体格差に萌えるフェチ(サイズフェチ)の一つであり、特に巨大な少年を対象とした嗜好のことを指す。
男性巨人のなかでも、成人した大人をも対象に含む「巨大男」に対し、少年に限定した嗜好であり、時に意識的に区別される。
少年の範囲は、年齢の若い男子を指し、一般的な少年の定義と同じである。概ね7歳から18歳くらいまでを指すが、より広くまたは狭く解釈されることもある。関連作品では、10歳から15歳程度の年頃の少年が最も多い。
関連作品は、イラスト、3D、MMD、動画、コラージュ、小説など、多数ある。
サイズについて
サイズについては、嗜好によって様々であり、かなりの幅がある。身長が十数メートル程度のものから、百メートル越え、惑星や銀河サイズに達するものもある。
大きさは、元の「○○倍」という表現がよく用いられる。あるいは、メガサイズ、ギガサイズ、テラサイズなどと区分されて表現されることもある。
シチュエーション
かなり多様なシチュエーションが存在する。とにかく少年が巨大であり、体格差に萌えるという要素が共通している他は、非常に多岐に渡る。最も大きな傾向の分類は、巨大化か、縮小化(シュリンカー)かであるが、それと組み合わされる様々な設定、内容展開、要素があり、様相は作品によってそれぞれである。
以下、代表的なシチュエーションを列挙する。
破壊系
巨大少年によって、小人が殺戮され、また建物や都市、大陸、惑星などが破壊されるもの。殺戮・破壊が意図的な行為か無意識的な行為か、また、その破壊方法及び残酷描写等の濃淡によって、好みが分かれる。主に巨大化系統の作品に多い。
ほのぼの系
巨大少年と他の登場人物とが、体格差のある状況のなかで触れ合い、交流するもの。触れ合い方法がソフトなものからハードなものまであり、好みが分かれる。シュリ系統の作品に多い。
捕食系(Vore)
巨大少年に捕まえられ、食べられてしまうもの。単に捕食されるだけか、丸呑みされて少年の体内に取り込まれるかなど、嗜好に幅がある。食べられる対象も、小人、都市、惑星など、少年のサイズによって多様である。
スカトロ系
巨大少年のスカトロ表現を好むもの。スカトロ表現そのものの他、巨大な少年と比較して、対象がいかに矮小でみじめで無価値な存在かが強調されるため、そうした描写を好む人も多い。
作品の少年たち
概して中性的な容姿の少年が多い。オリジナルから版権キャラ、実在人物(三次元)をモデルにしたものまで、題材は幅広く、多種多様である。
オリジナルでは、とらじまねこ氏(外部リンク参照)のキャラクターが最も有名である。
版権キャラでは、鏡音レン、天使ピット、アストルフォなどの少年たちが、数多く作品化されている。
関連作品
■イラスト
■3D・MMD
■動画
■小説