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ポール・バニヤン

ぽーるばにやん

アメリカ開拓史伝承によって生み出された巨人。アメリカンジョークの真髄であるホラ話の体現というべきキャラクター。
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ポール・バニヤン【Paul Bunyan】とは、アメリカ開拓史に登場した架空の人物である。

概説

身長8mという巨人木こり
気は優しくて力持ち、豪快で気さくな面のナイスガイとされ、相棒に青い毛の巨牛ベイブを引き連れている。
彼の持ち物はすべて規格外のサイズで、一日で山一つを更地に出来るほどの働きが出来るという。
その食欲もすさまじく、一日に50頭分の牛乳を飲むらしい。

彼はアメリカにある自然物の多くを作り出し、五大湖やロッキー山脈を創り、さらにはベイブが五大湖の水を入れた桶をひっくり返した被害を抑えるために濠を作り、それがミシシッピ川となった。










……というアメリカンジョークである。


概説(真)

アメリカ開拓史の中でまことしやかに語られてきたワイルド・ウェスト・ダイダラボッチ
上記の話は、ポールの話が伝播する際、ホラ話で大幅に盛った結果歯止めが効かなくなっていき、ただの大男が創世の巨人にまで話が誇大化してしまったのである。
ホラ話が一種の文化として根付く、ジョーク好きなアメリカらしいガテン系ヒーローといえる。
後に、民俗学者リチャード・ドーソンが使った言葉から、民間伝承の体裁を取った作り話を、「民間伝承(フォークロア)」ならぬ「フェイクロア」と呼ぶようになった。
ポール以外の著名なフェイクロアには、縄で竜巻を捕まえて馬のように乗り回したというカウボーイペコス・ビルや、異様な体型を持ち見た者の正気を奪う怪人スレンダーマンなどが挙げられる。

今でも日本でいう「」級の人気があり、絵本おとぎ話のヒーローとしてアメリカ国民から愛されている。
また製材会社などがポールを広告塔として起用した例もある他、下記のようにディズニーアニメの主人公になったこともある。


ディズニーにおけるポール・バニヤン

ポールの生い立ちから人々の前から消えるまでの過程がコミカルに描かれている。

嵐が過ぎた翌日、ある村で巨大なゆりかごに入った巨大な赤ん坊が発見される。村人達は力を合わせてこの赤ん坊を育てることにし、ポール・バニヤンと名付けて彼のために色々と尽くした。
巨人サイズの服を仕立て、巨人サイズの哺乳瓶を飲ませ、寝かしつける時は村中で子守唄を合唱するなど、非常に大掛かりな育児で彼の成長を見守った。
聡明で優しい少年に育ったポールは、学校に行く年になると友達を作り、ともに学び、その大きな身体を生かして皆と楽しく遊ぶ。こうしてポールは街の皆からの人気者となった。
ある時、クリスマスプレゼントに巨大な斧を貰ったポールは木こりとして働く喜びを知り、街を囲む木を皆切り倒していった。ポールが製材所を越えるペースで木材を切り出し、街は畑が増えて豊かに栄えた。しかしポールの働く場所はなくなり、ある日ポールは自分の働く場所を求めて村人達に書き置きを残して別れを告げる。

ポールが渡り歩いた土地は今までとは比べ物にならないくらい伐採が進み、街は大きく発達してどこに行っても喜ばれ、歓迎された。
旅の最中、冬の暴風雪に見舞われたポールが暖を取っていると、凍りついて身動きが取れない青い牛と出会う。その牛がまたでかく、なんとポールと同じくらいの巨体だった。
ポールは救った牛にベイブと名付けると、二人で開拓の旅を始める。この時、嵐の中で迷い続けた際に出来た無数の足跡が湖水地帯になったという。
旅をしている間に冬が過ぎると、ポールとベイブはダコタを平原にし、製材所に木を送るためにミズーリ川を掘った。さらに国中を見渡して開拓を進めようとパイク山(パイクスピーク)を積み上げた。
山を作る大仕事に流石に疲れたポールとベイブは、その憂さ晴らしにお互いに遠慮なくじゃれつき、グランドティートンの山脈を作った。さらに汗を流すために川をせき止めて作った滝は、イエローストーンの滝となった。

二人はさらに、製材所までの曲がりくねった川を引き伸ばして一直線の大河にしたり(文字通り)して、木こり達の悩みをどんどん解決していった。
しかしあちこちの街が発展を続けていたある日、文明の利器であるスチームノコギリと汽車を売る商人がやってきた。ポールやベイブよりも自分の商品の方が仕事が捗ると豪語した売り手とポールは勝負をするが、ギリギリでポールは負けてしまう。
木こり達に惜しまれながらも、二人は街から追いやられる形で人々の前から姿を消した。
斧を振り回す木こりが必要ではなくなっていったが、ポールとベイブは幸せに暮らしていた。アラスカへと移住した二人は、その広大な大地で今日も二人は和気藹々とふざけあい、そのエネルギーでオーロラと山脈を作るのであった。

♪足は地面で頭は大空 見上げるばかりの大男
(He's 63 ax handles high With his feet on the ground and his head in the sky)
♪その名はポール・バニヤン
(Hey Paul! Paul Bunyan!)

Fate/Grand Orderにおけるポール・バニヤン

ポール・バニヤン


この記事が作られた段階ではポール・バニヤンのイラストが無いという状態だった。
が、後にマンガで分かるバーサーカーの真名である事が判明。現在はこちら関連のイラストが多く投稿されている。詳しくは当記事参照。
(実際にイベント開始から一日経っただけの8月3日時点で48枚、翌4日には78枚、イベント終了時には257枚の作品が投稿された)

関連タグ

アメリカ 巨人 木こり
フィクション  ディズニー
マンガで分かるバーサーカー リヨ鯖
暴れん坊天狗

外部リンク

ポール・バニヤン - Wikipedia

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