旧制の国立総合大学で、1886年(明治19)の帝国大学令により、東京大学が東京帝国大学になった。これを皮切りに、1897年(明治30)に京都帝国大学(現京都大学)が設立されその後、日本国内に7校、日本の統治下にあった朝鮮と台湾に1校ずつ設置された。第二次世界大戦後、帝国大学令は廃止され、それまであった帝国大学は新制の国立大学に改編された。現在、日本国内の7大学は「旧帝大」、「七帝大」と呼ばれている。
帝国大学一覧(数字は設置された順番)
大学名 | 戦後・改編後 | 所在地 |
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1.東京帝国大学 | 東京大学 | 東京都文京区 |
2.京都帝国大学 | 京都大学 | 京都府京都市左京区 |
3.東北帝国大学 | 東北大学 | 宮城県仙台市青葉区 |
4.九州帝国大学 | 九州大学 | 福岡県福岡市西区 |
5.北海道帝国大学 | 北海道大学 | 北海道札幌市北区 |
6.京城帝国大学 | ソウル大学校※ | 韓国・ソウル特別市冠岳区 |
7.台北帝国大学 | 国立台湾大学 | 台湾・台北市大安区 |
8.大阪帝国大学 | 大阪大学 | 大阪府吹田市 |
9.名古屋帝国大学 | 名古屋大学 | 愛知県名古屋市千種区 |
※現在のソウル大学校は京城帝大をルーツの1つとしているものの、完全な前身であるとは認めていない点に注意が必要。