概要
レアリティゴールドの中級竜兵。
不定期に期間限定で開催される、帝国プレミアム召喚(限定ガチャ)で排出される稀少な戦力の一つ。
人物像
荒々しい外見とは裏腹に落ち着いた物腰をしており、冷静沈着な性格をしている。
武器は居合い刀めいた刀剣を持っており、それを用いた抜刀剣術を体得している。
白の帝国のいぶし銀として活躍する彼だが、古代龍ハクノカミが絡むと180度豹変する。
その思い入れようは『様』を付けることは欠かさず、呼び捨てしようならば激しく叱責するほど。
戦場に介入してくるハクノカミの処分を巡って、上司である帝国軍師レオナと激しい口論をし、挙げ句掴みかかるという暴挙をしでかしたことも。
性能
前線向けの性能揃いの中級竜兵の中で、加えてコスト生産要員として立ち位置を与えられているユニットあり、攻撃と援護の両方を兼任できる。
スキルは『援軍要請IV』で、出撃コストを20回復させる。
戦術教官ケイティや帝国兵長リーゼロッテをしのぐコスト増産能力を持っており、かつ再使用時間は彼女たちのそれと変わりないため、同じ使用感でより強力なユニット達を呼び出せる布石を敷ける。
しかし、自身のコストの高さがどうしてもネックとなり、レアリティによるスキル初動の補正もあって出遅れがちで、純粋なコスト増産要因として扱うのは若干厳しい。
ブロック数も2と少なめなため、ソルジャー代わりに用いると痛い目を見ることも。
また、1人で複数の要素(ゴールドレア、男性、魔界適応、白の帝国属性)を有しており、大体の制限や悪影響を回避できる汎用性を持つ。
ウィークリーミッション条件や出撃制限をクリアしつつ、優れたコスト増産要因に駆り出せるのは大きい。
なお、一応覚醒素材にも用いることができるが、ガチャ限の稀少戦力を使うのは好ましくない。
彼の育成が終了している等、余程のことがない限りやめた方がいい。
第一覚醒
覚醒すると『超級竜兵』に変化。
アビリティ『竜人支配種』を習得し、自身の攻撃力と防御力が10%下がるのと引き換えに、出撃コストを-5させる。
これにより、クラスチェンジによるコスト5増加を打ち消すことができ、パーティーの負担を減らしつつ運用できる。
自身の攻撃力と防御力が下がる点については、特に大騒ぎするほどのデメリットには至っておらず、覚醒時にステータスの上がりが悪い程度に留まっている。
それに、第二覚醒+Lv.MAXになる頃にはかなり強くなっているため、気にすることではないだろう。
第二覚醒
第二覚醒すると『エンシェントドラゴン』に変化。
HPの微量増加に加え、防御力が大アップ、魔法耐性が+25される。
さらにコストが-4され、アビリティ込みで18(下限15)となり、コスト増産役としてネックだった序盤の出遅れの心配がほぼ無くなったといってもいい。
もちろん戦力としての役割も申し分なく、魔法に対する耐性も改善されてより使い勝手が良くなった。
スキル覚醒
スキル覚醒すると『白竜の陣備え』に変化。
自身の防御力を永続的に1.3倍に増加させ、出撃コストを20回復させる自動発動スキル。
アビリティで減少していた防御力を補うことで弱点を無くし、高い生存能力を発揮するようになる。
使用後『援軍要請IV・オート』に変化し、自動発動で出撃コストを20回復させる。
用兵家ジェロームを彷彿とさせるスキルであるが、効果値はサーベインの方が上。
放っておいてもコストを増産してくれるため、プレイヤーは戦線維持に専念でき、強力なユニットを出撃させる基盤を整えられる。
総合的に見れば通常スキルの上位互換に思えなくもないが、初動が若干長くなるため、迅速な戦線展開が要求されるMAPならやや厳しい。
単純にコスト増産役に置いておくならば、多少手間をかけても使い分けていくのもいいかもしれない。
評価
強烈な攻撃性能を持っていたり、トリッキーなアビリティ等を持つ帝国ユニットが跋扈する中、高い耐久性とコスト増産能力を併せ持った、縁の下の力持ちに落ち着いている。
いくら強力とはいえコストが無ければ始まらないため、そういう意味では彼の存在も不可欠と言えるだろう。
また、竜族パーティーの編成枠に数えられる場合もあり、コスト増産能力を持った竜族は希少な戦力として一定の需要がある。
特に竜姫メリュジアナのコスト軽減の恩恵を受けられるのは大きく、ソルジャーと遜色ない使用感で序盤運用も可能。
とりあえず帝国ガチャが始まったら彼を狙ってみるのもいいだろう。