概要
pixivユーザーの「カラアゲ」氏が発祥した東方Projectの二次創作シリーズの1つで、ニコニコ動画にて動画シリーズの連載が行われていた(現在このシリーズは更新停止状態であり、別作者の作品も削除などにより閲覧不可となっている)。
日本国唯一の大規模武装組織である自衛隊の部隊、若しくは隊員と思われる者が、『戦国自衛隊』や『自衛隊彼の地にて、斯く戦えり』のように、何らかの理由により幻想郷に迷い込んでしまうストーリーの作品に「幻想郷自衛隊」タグがつけられる。
この他にも「東方自衛隊」のタグがつけられているケースもある。こちらは東宝映画に登場する「東宝自衛隊」と絡めた作品もある。
自衛隊での東方ネタ(二次創作)
自衛隊は日本の組織としては最大規模であるため、隊員達の中にも当然、東方の事を知っている者も多い。
2011年の富士総合火力演習では、自衛官風のゆっくりと「ゆっくりしていってね!!」というセリフが表示された。
そして2025年、防衛装備庁の公式YouTubeチャンネルにて、「第3回空戦AIチャレンジ結果解説」という動画が投稿されたのたが、その解説担当はなんと…ゆっくり霊夢とゆっくり魔理沙であった。
ゆっくり自体は二次創作キャラではあるが、動画説明文の使用キャラクターの表記には、東方Projectと記載されている。
ちなみに、東部方面隊の略称が「東方」であるため、トラックなどの車両には東方と書かれている。
余談
例えに出されている戦国自衛隊だが、東方(主に命蓮寺)と共通点が多かったりする。
- 毘沙門天:東方の寅丸星と長尾景虎(後の上杉謙信)はそれぞれ、毘沙門天の代理と化身とされている、ついでに言えばトラ繋がりでもある。
- 「みょう」蓮寺:東方では命蓮寺が、戦国自衛隊では妙蓮寺が登場するが、どちらも読みは同じ「みょうれんじ」である。
- 敵は本能寺にあり:戦国自衛隊では終盤、本能寺の変に相当する出来事が発生し、「敵は妙蓮寺にあり~っ!」という台詞(漫画版)が出てくるが、東方智霊奇伝では「敵は命蓮寺にあり!」と霊夢が言っており、奇しくも同じような台詞がある。