概要
2024年2月5日〜2月19日に開催の期間限定イベント。後半は2月13日公開。
「バイバイ、また明日」から連なる、相野みと・伊吹れいら・桑水せいかの団地組トリオによるイベント新章で、神浜大東団地の再開発計画反対運動から端を発した団地の過去を巡る物語となっている。
本イベント開催に合わせて、期間限定ガチャとしてれいら・せいかが実装。さらにれいらとせいかも☆5昇格及びドッペル解放が行われた。
また、開催期間中にバレンタインデーが入ることから、過去のバレンタイン派生キャラのピックアップガチャが復刻し、2月14日にはバレンタインログインボーナスが開始。スペシャルストーリー「ちょこっと伝える『ありがとう』」が配信された。
ストーリー
老朽化のため再開発計画が持ち上がった神浜大東団地。住民の中には反対運動をする者もおり、団地に愛着がある、れいら・せいか・みとの3人も協力していたが、せいかは内心反対派に勝ち目は無いと考えていた。
そうした中、反対派のリーダーを務める大竹は3人に別件の協力を依頼する。それは先日ベンチに座ったまま亡くなった清見という老人のことについてだった。長らくこの団地に住み、新しく入ってきた者とは交流を持たなかった清見は、同じくらい長く住み数少ない交流相手だった大竹に遺品の整理を委ねる遺言を残していた。
その整理の手伝いを3人は引き受けたのだが、そこにあったわずかに魔力反応の残る日記をれいらが開けた途端、彼女の頭の中にある少女の記憶が流れこんできた。その後みたまに見てもらうことで日記を書いたこの少女は魔法少女だと分かり、清見の娘という説も浮上。3人が調べていく中で、この過去の魔法少女は3人で団地を守るべく戦っていたことが分かる。
しかし、過去の少女たちの記憶の中で団地に現れた魔女の存在が気になり始めていたれいらと、魔法少女が実在しそのうちの一人が清見の娘なのか裏付けを取って確証を得たいせいかの間で対立が始まり、さらにせいかが反対運動に本音をぶちまけた事で険悪な雰囲気となってしまう。おろおろするみとは偶然出会った十七夜に状況説明をすると十七夜はみとに協力を申し出る。一方冷静になってれいらと対立したことを後悔していたせいかは明くる日一人図書館で昔の新聞記事を調べると、3人の少女が行方不明になっていたことを知る。
登場人物
清見あつこ
和喜たみえ
久宝かずよ
…過去に神浜大東団地にいた3人の魔法少女。あつこは清見の部屋にあった日記の主であり、清見の娘と目されている。
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ネタバレ
せいか、みと、十七夜はあつこ&たみえ&かずよが謎の四人目の魔法少女(以下、妨害者)に妨害されている記憶を発見。
れいらは東ノ湖に辿り着くが、何故か湖に魔法を使い気絶。そこにせいかとみとと十七夜が合流し、れいらとせいかは仲直りしたうえでお互いの情報を共有する。
れいらが「たみえとあつこが湖で魔女を監視し、かずよを待っていたが彼女は妨害者に殺害されてしまった。妨害者は大東区を嫌悪しており、魔女に自分ごと滅ぼしてもらうべく魔女の封印を妨害しようとしていた」記憶を見たが、突如発生した負の感情に突き動かされ、魔女の封印を解くべく魔法を使ってしまったのだ。
そして魔女を追うとそいつはかつてれいら達が倒した屋上の魔女。しかし過去の記憶を頼りに姿形を模したものだという。
魔女を倒し、更にあつこ達の記憶を捜索する一行だったが収穫はなかった…
その後、和喜不動産の会長が大東区に破格の条件でリフォーム事業を申し出た事で再開発は中止に。
和喜は昔から団地に住んでおり、娘が行方不明になり後に妻もショックで死亡。事件が風化した事で団地から出ていき、会社を立ち上げた。
団地の再開発計画を知った事で清見の死を知り、団地を守るべく今に至った。
和喜は清見の娘が和喜の娘に送り、保存していた写真を差し出し、魔力を感じたれいら達は記憶を覗くとあつこが未来の魔法少女に宛てたメッセージが再生され、れいら達は昔の人々の想いを繋ぐと誓うのだった。
一方で十七夜はみたまからマギアレコードが不安定で恐らく何かのタイミングで内部的には暴走しているので、いろはとういには一時的でも様子を見なければならないと伝えられた。
妨害者についてシナリオ公開時点で判明してる事:
・名前に「や」の音がある
・当時団地に住んでいた
・たみえが昔子供会で同じ班だった
・大東区を嫌悪している、神浜大東団地を無茶苦茶にしたい
・「保存」の魔法を使う。一定時間相手の魔法を保存し使用することが可能、複数の魔法を保存可能らしい
しかしその後妨害者について当イベント以外での言及は無く、マギアレコードは2024年7月31日にサービス終了となった為、いわゆる「死に設定」となった。
とはいえMagiaExedraで言及される可能性も無いとはいえない。