概要
SR06で登場した効果モンスター。
カードテキスト
悪魔嬢リリス/Lilith, Lady of Lament
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):召喚したこのカードの元々の攻撃力は1000になる。
(2):自分フィールドの闇属性モンスター1体をリリースして発動できる。
デッキから通常罠カード3枚を相手に見せ、
相手はその中からランダムに1枚選ぶ。
そのカード1枚を自分フィールドにセットし、残りのカードはデッキに戻す。
この効果は相手ターンでも発動できる。
解説
悪魔族の下級モンスターの一種で、デスガイドのリクルート効果に対応しているデメリットアタッカー。
闇属性モンスターをリリースすることで、通常罠カードを3枚選択し、そのうち一つを確保する効果もある。
パワー・ツール・ドラゴンと同様、同名カードを複数選ぶことについての制限がないので、ランダムと名ばかりのチョイスで相手をかき乱すことも可能。
相手ターンに使えるのも強力で、相手ターン中に蘇生などでフィールドに出して効果を使えば、次の自分のターンからリクルートしたカードを使うことができる。
テキストの通り通常召喚では攻撃力が半減してしまうので、高い打点が戦闘で活かされることはあまりない。
ただし、ウィルスカードの媒体として使う際、セット状態ならば魔のデッキ破壊ウイルスの媒体にできるようになる。
攻撃力2000という数値はおそらくこのための調整と思われる。
ちなみに闇黒世界-シャドウ・ディストピア-とのコンボは極悪な性能を誇り、フリーチェーンで相手の表側表示モンスターをリリースで除去という恐ろしい状況を生み出す。まさに悪魔の効果である。
なお、カード名の「リリス」はユダヤ教などに登場する女悪魔の名だが、このカードの効果や収録ストラクのコンセプトを鑑みると「リリース」と掛かっているのだろう。
関連タグ
関連イラスト
『ストラクチャーデッキR-闇黒の呪縛-』初出カード
モンスターカード
- 悪魔嬢リリス