文化の日

ぶんかのひ

日本の祝日の一つ。自由と平和を愛し、文化をすすめる日。

日本の国民の祝日の1つ。11月3日。

この日は明治天皇の誕生日にあたり、天皇が崩御する明治45年まで天長節(天皇誕生日)であった。昭和2年～昭和22年の間も明治節として祝日となっていた。

第二次世界大戦後の昭和21年11月3日、新たに日本国憲法が公布されたことから11月3日を憲法記念日にしようという案があったが、占領統治中だったGHQ側がこれに難色を示した。

その後、紆余曲折を経て憲法の平和と文化を重視するという観点を考慮し、昭和23年に明治節は「文化の日」に改められることとなり、現在に至る。

この日には皇居で文化勲章の親授式が行われたり、博物館や美術館の入館が無料になったりと「文化」にちなんだ行事が多数行われている。また、晴天に恵まれることの多い「晴れの特異日」とされている。

近年は、本来の「明治天皇の誕生日」という由来に戻り「明治の日」に改称しようという動きもあり、2022年には超党派で議員連盟が立ち上げられているが、時代錯誤であるとしてこの考えに反対する意見も見受けられる。

関連タグ

・祝日

・文化