大相撲において、力士が入門するために必要な適性検査。検査は大相撲の本場所前に行われ、合格すれば前相撲を取ることが出来る。
ただし、受験資格と合格基準がそれぞれ存在し、
- 受験資格:中学校卒業以上(つまり義務教育を終えている)、かつ年齢が23歳未満
- 合格基準:健康であること以外に、身長167cm以上、体重67kg以上。ただし3月場所は中学卒業者に限り身長165cm以上、体重65kg以上。また、実力があるため付け出しで番付記載となる者については体格は問われない。
となっている。かつては合格基準が身長173cm以上、体重75kg以上というものであったため、舞の海秀平氏が頭にシリコンを埋めて検査に合格したというエピソードは有名。
だが2010年代以降は人材不足の加速から明らかに身長が167cmない新弟子候補が検査に合格する事例が続出。実測160cmで入門した爆羅騎源氣の例を考えれば、160cmもあれば新弟子検査合格には十分という意見もある。舞の海は泣いていい。