始めに
この記事は星のカービィの二次創作記事の為、それらが苦手な方は回覧に注意されたし。
概要
ブルーウッド氏によってうごくメモ帳3Dで製作された星のカービィの二次創作アニメーション作品である。
物語の中で繰り広げられる原作のゲーム作品である星のカービィのネタ要素の再現度の高さや星のカービィの世界観に合ったオリジナルキャラのデザインなど完成度は非常に高く評価されている。
ワールドうごメモギャラリーがサービス中に既に完結済みであり、ワールドうごメモギャラリーが2018年4月2日にサービスを終了した為現在は作者本人がYouTubeに同作品を投稿している。
あらすじ
カービィたちが住む黄色く輝く星、ポップスター。その中のあきれかえるほど平和な国、プププランド。カービィはいつも通り野原でお昼寝中。そんな中、お昼寝中のカービィの前に突如白い髪の謎の少女が現れる...。彼女はダークマター族が復活したことを告げ、カービィを「ゼロの書」という本の世界に誘う。ダークマター族を今度こそ倒すべくカービィの新たな冒険が始まる!
物語の構成
この物語は「冒険編」と「決戦編」の2つに分かれている。「冒険編」は本の世界の各地を旅しながらダークマター族の本拠地を探し出すのを軸としており、「決戦編」はダークマター族の本拠地で新たなる強敵たちと激戦を繰り広げられるのを軸としている。
登場人物
既存のキャラクター
本作の主人公。
ご存じはるかぜとともにやってきた若き旅人。お昼寝中に謎の少女と出会い、ゼロの書にて復活したダークマター族を今度こそ倒すべくゼロの書の世界の冒険に出る。敵や武器などを吸い込んで得られるコピー能力を駆使して戦う。
一人称は「ボク」であり、アニメやゲームとは違いよく喋る。
カービィのライバルであり友人。
プププランドの自称大王。散歩中に偶然ゼロの書を拾い、日記にしようと城に持ち帰りゼロの書を開いた時に本の世界に入り込んでしまう。自慢のハンマーを引っ提げて戦う。
一人称は「ワシ」、語尾は「〜ぞい」とアニメにおけるデデデ大王と同じでありロリコン(疑惑)。
カービィのライバル。
如何なる時もクールでニヒルな態度を崩さない仮面を被った孤高の騎士。突如として宝剣ギャラクシアが光りだし、光を辿りゼロの書に導かれた。音速にも迫る剣技で戦う。
一人称は「私」であり、どうやら夜な夜なこっそりパフェを食べているようだ…。
デデデ大王の側近。
デデデ大王にお茶を持ってきたところ大王の姿がおらず、近くにあったゼロの書の本の世界に入り込んでしまった大王を探すために本の世界に入り込んだ。リーチが長く、回転して空を飛ぶことも可能なスピアで戦う。
一人称は「ボク」であり、基本的に敬語口調で話しているが怒らせるとすごく怖い。
ドロッチェ団団長。
本の世界でドロッチェ団と共に宝を探していたのだが…。
カービィ達が雲の上にいる時に現れた。黒い雲の場所までカービィ達を案内した。
オリジナルキャラクター
- ニーム
本作のメインヒロイン。
カービィの前に突如現れた白い髪の謎の少女。バズーカを所持しており、バズーカを使った遠距離戦を得意とする。力を試すとは言えカービィと互角に渡り合った。だが彼女にはある秘密が…。
一人称は「私」。
- ギルア
ニームの兄。
雷を宿した変形する大鎌を自由自在に振り回し、近接戦を得意とする。妹のニームを探しており、その過程でメタナイトと戦っていた。右目を開くことで「覚醒状態」となり、体に模様が出てくるとともに実力が飛躍的に上がる。
一人称は「オレ」。
- ティール
狐のヒロイン。
カービィ達が森で迷子になっているところに転んで現れた。内気な性格で記憶喪失があり、自分の名前以外何も覚えていない。どこで入手したかわからないがゼロの書を持っていた。
一人称は「私」。
- ガロウ
ティールに付き添うオオカミの侍。
シノビノスターという和の星から来た侍であり、ティールとはそのシノビノスターで知り合った。侍の為、実力は非常に高い。
一人称は「私」。
- ローブ
白いローブを身に纏う謎の男。
自身のことを「異次元の旅人」と称している。ローブという名前は仮の名前であり本当の名前は不明。
道に迷ってキャンプしたり探知機を忘れていたりダークマター族の拠点の中にもかかわらず食堂の飯をつまみ食いしてたりと少しとぼけた性格をしている。
しかしダークマター族の拠点の場所を知っていたり、メタナイトの危機を察知しバンダナワドルディに助言をする等、謎が絶えない人物。
敵キャラクター
かつて虹の剣の前に敗れた剣士の姿をしたダークマター。「あのお方」の手で復活する。
リアルダークマターにも変身可能であり、復活した際に自身の攻撃が防がれる度に心の闇を吸収し、倍にして返すという能力を新たに持ち合わせている(作者曰く以前よりもダークマター族は全体的に強化されているとのこと)。
一人称は「私」。
かつてラブラブステッキの前で敗れたダークマターの親玉。「あのお方」の手で復活する。
ダークマター族の中でも特に「あのお方」からの命令などを聞いているので、中間管理職的な立場に位置すると思われる。ダークマター族随一の耐久力は健在であり、その耐久力が更に上がる新たな形態である「ブラッド・ゼロ」を備えてカービィ達を潰しにかかる。
一人称は「私」。
かつてクリスタルの前で敗れたダークマター。「あのお方」の手で復活する。
戦い方が本家と比べて随分とアグレッシブになっており、天使の輪っかをブーメランのように投げつけて攻撃したり、翼をカッターのような形に変形しながら戦う。コピー能力が制限される水中で戦いを挑むなどして戦闘を自身の有利に進める。
一人称は「ボク」。
かつてトリプルスターの前で敗れたダークマター。「あのお方」の手で復活する。
本体の強さはさておき再度ドロッチェに憑依した際の実力が依然と比べて格段に高くなっており、ダークドロッチェの時点で手から星型弾を出すことを可能としている(実はドロッチェ本人が強くなっていてダークゼロは対して強くなっていないとかそういう事言わない)。
一人称は「オレ」。
- ナノミクロン
ダークマター族の下級兵士。とにかく大量に存在するのだが実力は総じて高くなく、三人居ながらハンマーなしのデデデ大王が三人まとめて殴り飛ばしていたり、あろうことか味方に大量に虐殺され、個体数は激減。後半はほとんど登場しなくなっていた。
- ジャックマター(画像右上の青い髪の少年)
最強ランクの危険人物。「あのお方」が解放した。
解放直後イヴマターと共に仲間であるはずのナノミクロンを大量に虐殺するなど初登場時からただものではない雰囲気を醸し出していた。今まで出てきたダークマター族の中でも非常に実力が高く、他の邪魔を寄せ付けないように巨大な黒い結界を張ることが可能。
宝剣ギャラクシアのように枝分かれした黒い剣が武器であり、攻撃した感覚を任意の時間差で発生させることが出来る。頭に一つの目があり、まるで別の生物のように動いているが…。
一人称は「ボク」。
- イヴマター(画像左下の赤い髪の少女)
最強ランクの危険人物。「あのお方」が解放した。
解放直後ジャックマターと共に仲間であるはずのナノミクロンを大量に虐殺するなど初登場時からただものではない雰囲気を醸し出していた。
今まで出てきたダークマター族の中でも非常に実力が高く、ニームとギルア2人を同時に相手にしながらも尚、圧倒する実力を備えている。
攻撃にも防御にも対応できる巨大なカギヅメが主な武器だがその強さの真髄はイヴ自身の魔法であり、実際最大の武器は魔法にあるとされている。
一人称は「私」。
- エクリプスマター
寄生型のダークマター族。
ジャックマターの頭についている目の正体であり、普段は飾りだが「究極形態」を発動することによって理性を失う(厳密にはエクリプスマターがジャックマターを支配する)代わりに限界を超える力を与える。
さきほどまでのジャックマターの能力が無くなる代わりに、威力が上がるのと背後含めてあらゆる方向からの対策が可能になっている。
一人称は「俺様」。
- ティターン
ダークマター族「四天王」の一角。
相手の姿、能力をコピーするだけでなく、その実力はコピーした本人をも上回る(本人曰く心の闇を形にするとのこと)。
実力もさることながら、すぐに倒せるはずなのにわざと相手を窮地に追い込ませた後、相手を動揺させたり精神を揺さぶり相手の心の隙に付け込むような言葉を投げかけるなど知略にも優れている。
一人称は「我」。
- イージス
ダークマター族「四天王」の一角。
剣(つるぎ)の如き翼を自由自在に操る。
翼で切りつけたり、波動砲を放つことも可能。実力は非常に高いが同時に口が悪くそれでいてかなり乱暴な性格であり、四天王に入ったのも「あのお方」から大金がもらえるためだった為、忠誠心は皆無だったと言える。自分以外を守ることを「バカがやること」と貶し倒していた。
一人称は「俺」。
- ゼルーギル
ダークマター族「四天王」の一角。
翼から2本の剣を展開する二刀流の剣技を得意とする誇り高き剣士。
その実力はメタナイトも称賛するほどに高く、本来の姿に戻ることで更にパワーとスピードが上がる。無限に剣を扱える能力を持っており剣は自身の翼で「無限」に補充が可能である為、剣士の弱点である剣が使えなくなるという状況に陥らない。自身よりも強い戦士を探し、そして戦う為に四天王に入った。
一人称は「俺」。
- ???
ダークマター族「四天王」の一角であり最後にして最強の四天王。
「覚醒状態」となったギルアの攻撃をありったけ叩き込まれても傷一つ付かず、逆に一撃でギルアを返り討ちにするなど他の四天王三人と比べても一線を画す実力を備えている。何一つ喋らないため非常に不気味で得体が知れないがその姿はよく見るとどこかで…。
本作品の黒幕でありラスボス。
ゼロ達がダークマター族の「神」と言っている邪神であり、最初のダークマター。ダークマター族を生み出し、一度敗れたゼロ達を復活させた張本人。
性格は傲慢かつ冷酷であり、失敗した部下を容赦なく処分したり役に立たない部下をゴミ扱いするなどその行いには同じダークマター族のゼロですら戦慄していた。
一人称は「余」。
関連イラスト
全て作者ブルーウッドの友人であるatsuによるイラスト
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