概要
pixivユーザーの絵師・なまず氏が2024年3月より展開しているオリジナル漫画作品及びそのシリーズ『あきらかに年齢を詐称しているVtuber』作中に登場しているキャラクター(VTuber)。
事務所に所属していない、いわゆる個人勢。チャンネル登録者は30万人(2024年/8/9現在)。
作中では主に「萌え声女子高生Vtuber」とナレーションされている。
容姿・デザイン
髪型はハーフツインテールで、ダイヤ型の飾りがついたヘアゴムで髪を纏めている。
額部分の髪にもダイヤ型の髪飾りが付いている。服装は制服である。
また、2024年3月19日投稿分では、バーテンダーの格好の衣装も所有していることが判明している。
エイプリルフールには地走ジイプとして登場した。
また、体操服衣装を披露している。
下半身はブルマ…といいつつちょうちんブルマ(64年前に実用されていた)を着用していたため、視聴者からつっこまれていた。
その他、「9さい」「ジャージ(3D配信用?)」「スライム化」等の衣装を持つ。
キャラクター設定
性別 | 女性 |
---|---|
年齢 | 17歳(自称) |
誕生日 | 不明 |
出身地 | 不明 |
身長 | 不明 |
体重 | 不明 |
特技 | 湯婆婆(千と千尋の神隠し)とマ=ドーラ(天空の城ラピュタ)とスーパーマリオの声真似 |
好きなもの | 映画『麻雀放浪記』(原作:阿佐田哲也、監督:和田誠、主演:真田広之)、推理小説『明治開化 安吾捕物帖』(作品内では『坂口安吾捕物帖』と記載。作者:坂口安吾) |
得意料理 | ババロア |
推し | 若い頃の真田広之、あのこ(ちいかわ)、碧棺左馬刻 |
使ってみたい魔法 | 人を殺す魔法(ゾルトラーク) |
コラボしてみたいKADOKAWAキャラ | エヴァ(新世紀エヴァンゲリオン)※2 |
※ 碧棺左馬刻は『好きな人』として紹介されている。
※2 コメントに「KADOKAWAキャラじゃないだろ」と指摘された
自称17歳であるが、様々な発言から本当は17歳ではないという疑惑がかけられている。
- 初めて視聴したアニメが『少年忍者風のフジ丸』(1964年6月7日~1965年8月31日、NETテレビ系列にて放送)
- 『日テレ版ドラえもん』(CV:富田耕生(第1話 - 第26話)→野沢雅子(第27話 - 最終話))でドラえもんの声優の認識が止まっていた
- 2004年に行われた新紙幣(2024年7月に変更される以前の紙幣。野口英世・樋口一葉・福沢諭吉のもの)発行を実際に見てきたように語る
- テーブルマナーを「学校の授業で習った」と発言(一般の学校でも64年程前には授業の一貫として教えていた)
そして2024年9月26日投稿分にて、『初めて打ったパチンコが真ん中にテレビがついている物だった(テレビ付きパチンコ:1977年/47年前)』事が判明。パチンコの年齢制限である18歳を足すと、年齢詐称が本当だったバ合、最低でも65歳以上であるということが確定した。コメント曰く「実年齢予想最有力候補の70歳に近い数字が出た」。
しかしそれでも自分の年齢について尋ねられた際には「17歳だよ」と主張を繰り返している。
また、17歳設定の割に『メンバー限定プロマイド』では水着姿で中身の入ったビールジョッキを持っているという昭和チックなものを公開したり、後述のバーテンダー衣装の際には背景にお酒のボトルが映っているといったアルコールと共に描かれていることも複数回あり、果ては「通ってた高校は廃校になった」とまで宣言され、その度に『女子高生設定はどうした』等と視聴者からツッコミを入れられている。
というか普通に飲酒している描写があったり、カーブエディタで3D配信した際に喫煙する描写があったりする。(尤も、〝設定上は〟17歳で実際は成人している例など実在のVTuberでもままあることであるが)
尚、AIにバアドについて尋ねた際は「71歳であると考えられています」と言われた。
年寄り扱いされがちだが『萌え声女子高生Vtuber』を名乗るだけあり、声質自体は非常にクリアな萌え声。萌え声と演技力を駆使してオレオレ詐欺電話に勝って見せた事も。コメント曰く「ババアがババアと言われる所以は声以外の部分にある」。
ただしメイスがバアドの持ち歌を歌った際に「声が若い」とコメントがついている辺り、実年齢が本当に若いメイスには及ばないようだ。
主に雑談配信をメインとしているが、バーテンダーの衣装を使って『Barバアド』というお悩み相談企画もする。聞き上手であるらしく、『Barバアド』では視聴者がこぞって悩みを打ち明けていた。また、その時は『ママ』と呼ばれていた。その他にはカメラを用いた料理配信も行っているが、手は黒のニトリル手袋で隠されて見えない(肌が見えたら……と視聴者は色んな意味でドキドキ(ハラハラ?)させられる羽目になったとか)。本人の料理スキルはかなり高く、メニューの知識も豊富。ただし、後述する垣原メイスの母には料理よりも食材の採り方ばかり教えている。
雑談では昔の物事を挙げる事が多いが近年のサブカル知識も収集しているようで、使いたい魔法に令和最新魔法を挙げたり、ちいかわや察しの悪い雨穴のパロディをしたりしている。
ただし全てのサブカルを抑えられているわけではなく、遊戯王やドラゴンボールはわからないらしい(サイヤ人は芸人のネタとコラ画像で知っていた)。
時折ゲーム配信をすることもある。プレイするゲームはアクションが中心。エイムが苦手なようでラスアスやマイクラは苦戦していたが、マウスで狙いをつけなくて良いエルデンリングには高い適正を見せ、初見殺しと名高いツリーガードを初見撃破してしまった。その後エルデンにハマりすぎて24時間ぶっ通しでプレイし、「エルデン楽しいねぇ」を連呼する機械に成り果てた。
その他、たけしの挑戦状や壺おじ等の高難易度ゲーも時間こそかかったがクリアしている(壺おじは最終的にタイムアタック称号に相当する金壺も取った)。
苦手なゲームジャンルは敵を倒せないタイプのホラー。スタート位置から一歩も動けず30分経過した後、ゲーム終了して雑談配信に持ち込もうとした程。
山を所有していたり、カツオ漁に飛び入り参加できたり、東京ゲームショウのビジネスデイにプライベートで入場できたりと、時折(普通の意味で)底知れぬ面を見せる。
本人曰く「Vtuber活動での稼ぎはそうでもない」とのことだが、それ以外の活動でめっちゃ稼いでいるらしい。
猫を飼っており、「チビ」と名付けている。バアドが描いた絵を見る限り黒猫であるようだが、彼女の画力の関係で詳しいことはわかっていない。もしかしたら本当に普通の猫ではないのかもしれない……。
(↑ファンアートを見る配信をする星空バアドさん)
- 作中では#ババアートでファンアートが募集されている。本人は描いてもらった絵は全て保存する派。中には#ババアノックくらいしろ!タグでファンアートを投稿している視聴者もいるようだが、詳細は不明である(※現実のVTuberにおいてもファンアートで複数のタグが用いられることがあるが、だいたいその場合は検索する際に除外しやすいように通常のものとR-18なものとでタグを分けられている)。
- 視聴者(リスナー)の名称は決まっていない。一度決めようとしてコメント欄に候補を募った際は「孫」一色になったが、「でも皆は私の孫じゃないよ?」と論破してしまい保留となった。
- 主な挨拶は「こんバんわ」「あバよ」等。
- 表示されているコメントはほんの一部であり、制限が解除された時はリアクションが大量に被ってしまっている。
- コメントの投稿される位置はコメ主が細く設定できるという高度な技術が用いられている。ただし当然ながら表示時間は限られており、(短期的ならともかく)長期的な表示に依存するタイプの"コメント職人芸"は中々難しい様子。
- バアドが時代錯誤した発言をする→「ババアじゃねーか!」が一種のテンプレ化しているが、リスナーもだんだん感覚が麻痺してきており、ズレが30~40年程度の場合「ババ…!でもねえか」等と返すこともある。
- 普段バアドをババア扱いしているリスナー達も、流石にメイスの母にまで「ババアじゃねーか!」とコメントしたりしない良識はあった模様。
- 3Dお披露目の際には老人がするかのような腰の曲がった立ち方で登場し、視聴者を絶望させた。これは冗談で、真っ直ぐ立てると直後に明かしたが、視聴者にウケると思って敢えてやっていたことであり、ババア疑惑な言動も一部はそういう視聴者を楽しませる一環の可能性も出てきた。その直後に歌と踊り(女の子らしい動きのキレッキレのアイドルダンス)を披露したため、少なくとも身体能力はそこそこある模様(歌った曲は『天城越え』)。
- それどころか視聴者からの勧めで台パンを試してみたところ、和室座卓らしき机を抉り取るように破壊してしまった。
- 作中でオリジナル楽曲を発表した。曲名は『音と朗々ばあどうぉっちんぐ!』である。
(↑楽曲発表の時の星空バアドさん)
- 普段は視聴者から『ババア』呼びされたりなどしてもスルーする極めて温厚な性格であるが、推しの好きな点を否定された時は怒号でコメントを吹き飛ばす程激怒した。
- メンバーシップアイコンは「飴玉」。低い方から順番に「いちご」「パイン」「ハッカ」「サルミアッキ」(ちなみにこれはバアド自身の好みの順でもある)、そして最上位は金の飴玉となる。けして縮めてはいけない。
交友関係
メイスからの縁か、カープエディタ所属者が中心。
- 垣原メイス
萌え声メスガキ系Vtuber。作中の事務所カーブエディタ所属。5期生。
バアド・メイス双方にとって初コラボの相手。事務所の仲介でコラボ配信を行った。
ざっくり言えばフィジカルもメンタルもヨワヨワのわからされ系。事前の情報収集配信ではよりによって推しを罵倒されてブチ切れている瞬間の切り抜きを見てしまい、滅茶苦茶ビビっていた。
実際にコラボした際も些細な行き違いこそあったもののコラボが終わる頃には完全に懐いており、以降はバアドの自宅に週4で入り浸るに至った。
3Dコラボでバアドとはかなりの体格差がある事がわかっている。(バアドの背が高いのか、メイスの背が低いのかは不明)また、バアド家の「チビ」からも引っ掻きからの顔踏みつけでわからされている。
一方で健啖家であるようで、バアドも「痩せの大食い」と語っている。
作中でバアドに最も強烈な一撃を与えた1人。
Vtuberとしてはかなりの売れっ子で、月収が1千万を超える場合もあるらしい。
ヴァンパイアとサキュバスのハーフという初期設定は忘れてあげて欲しい。
本名は「ル」で始まるらしい。
- 垣原メイスの母
垣原メイスの実母。Vtuberとしての見た目はメイスの色んなところを成長させたような姿(ただしセンシティブ対策のためか本人とは違い紐の下に1枚タイツのようなものを着用している)で、メイスやバアドの配信に参加する場合がある。メイスの初期設定に(一応)合わせてサキュバスである設定である。
確定申告にて扶養を外れる申請を行った際に娘のVtuber活動が発覚したことで興味を持ち、バアドからそそのかされたこともあってアバターを作ってもらった様子。(メイスはかなり不本意であった)
メイスによれば料理が苦手で、娘共々バアドの自宅に行っては料理を教えてもらっている。(ただし先述の通り基本的には食材の採り方ばかり教わっている)
- 逆縞サバ
宙吊り逆さま嬢様系Vtuber。カーブエディタの4期生(メイスの1期先輩)。
ざっくり言えば一発ネタのために逆さにされてしまった不憫な人。というか元々は3Dモデリングスタッフとして入社したにもかかわらず無茶振りで演者もさせられている不憫な人。
NTR性癖持ち(取る方も、取られる方もOKらしい)で、バアドとのコラボ中、わざわざメイスが配信を見に来たタイミングでバアドに求愛して怒らせる、その配信の2日後にメイスとのコラボ配信を行うなど筋金入り。
勿論、その癖により痛い目に遭うこともしばしば。(例として、先述のメイスとのコラボでは当然メイスの怒りは収まっておらず、メイス(鈍器)を携えて登場され、慌ててキックするも背後に再登場されて迫られるなど)
そういった一件はあるが、メイスとはなんだかんだオフでよく遊ぶ程度には仲が良い。
先述の経緯で入社していることから、自分の新衣装も自分で制作している。
企業勢から個人勢までが参加するマリカ大会に参加した。
- 語来ジュウシ
雑談系Vtuber。カーブエディタ唯一の1期生であり、カーブエディタ設立のきっかけとなったVtuber。チャンネル登録者数210万人を超えている。
コンプラ意識は皆無。すぐに猥談に走るため人気の割に案件が来ないらしい。
言い回しや容姿が中性的であるが女性。
奔放が過ぎてメイス・サバと共に預かったバアドの配信アカウントを(主に自身とサバのせいで)一時凍結させた際には事務所が公式に謝罪文を発表する事態になってしまい、事務所直々にお叱りを受けた様子。
それなりに懲りたようで、禊配信としてバアドの寝坊の穴埋めに来た際にはかなり抑えめに振る舞っていた。
尚、バアドのアカウント凍結の際、主原因である自分とサバがガチ謝罪したついでにメイスにも監督不行届と難癖をつけて謝罪させた。
- 凌雲サーガ
関西弁で話すVtuber。
- 治世岑守
- コセノ・シキート
- 斧野永見
- カミツケ・カイヒ
- ふっくら淡海
マリカ大会で出会った。バアドは彼らの空気があまりにも若かったせいか、会話になじめずdiscordを退出した。
- 狐火しにあ
魔木氏の「バ美肉おじいちゃん」シリーズに登場するVTuber。書籍版でコラボしている。
ちなみにこちらは「おじいちゃんがVTuberになる」というコンセプトであるため、読者には中身がおじいちゃんであることが明示されている一方で、視聴者からは「本当に高齢者説もある」程度の認識となっていたり、事務所に所属しているなど実はバアドとは対照的だったりする。