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梅垣義明

うめがきよしあき

日本の俳優、コメディアン。「WAHAHA本舗」所属。歌手の形態模写をしながら、鼻に詰めた豆を飛ばす芸で知られている。
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概要編集

1959年7月12日生まれ。岡山県笠岡市出身。

金光学園高校卒業後、京都産業大学に進学。1984年に退学し、WAHAHA本舗のオーディションを受け合格。以降俳優、コメディアンとして活動している。


芸風編集

女性歌手のオーバーな物真似(形態模写)を得意としており、劇団では「歌姫」という扱いである。

よく知られている芸として「越路吹雪の『ろくでなし』を歌いながら、鼻に詰めたピーナッツなどの豆を鼻息で吹き飛ばす」というものがある。この他、「『川の流れのように』を歌いながら、股間に挟んだホースから水を観客にかける」、「『浪花節だよ人生は』のリズムに合わせて、頭をハリセンで叩く」、「鼻に火のついたタバコを差して『煙が目にしみる』を歌う」などがある。


鼻に入れる豆は「春日井製菓」の「グリーン豆」を愛用している。ファンの社員から缶で定期的に送られてくるが、「くれぐれも社長には内緒にしてください」と念を押されていると語っている。また、滑りをよくするため鼻の穴にリップクリームを塗っている。


その芸風はドラァグクイーンのパフォーマンスに近く、ドラマや映画では「ゲイバーのママ」や「オカマ」役で出演することが度々ある。


また、イヨマンテの夜下ネタにアレンジしたネタもあり、1994年元旦のお笑いウルトラクイズでも披露したが、「アイヌ民族バカにしている」などと批判され以後封印した。

人物編集

既婚者。夫人は同い年。


実弟は岡山県警に所属する警察官である。自身も『はみだし刑事情熱派』で刑事役を演じたが、弟の前で話題を出すのはタブーとなっているようである。


その素朴な顔立ちとは印象の異なる美声で知られており、『東京ゴッドファーザーズ』や『サウスパーク』では声優を務めた他、テレビCMなどでナレーションを務めている。また、高い歌唱力の持ち主で、歌手として個人名義でCDも発表している。

実の親からは「(演劇をやるなら)顔を出さずに活動できる声優を目指しなさい」と言われた。


舞台で歌うようになったのは美輪明宏に憧れて「こんな顔で女装して歌ったら面白いだろう」と思ったことから。先述の通り過激な芸風ではあるが、美輪明宏本人からは「シャンソンにはいろいろな形があるから」としてある種の理解を得ている。


大河ドラマにはこれまで二回の出演歴があり、『秀吉』と『真田丸』に出演している。

また、近年はNARUTOバイオハザードの実写版舞台に出演し、若年層のファンも増えている。


関連リンク編集

WAHAHA本舗公式ホームページ

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