概要
少女…Aに登場した風都市議会議員で依頼人。一児の娘あすかの母親であり夫の大三郎は既に故人である。みやび本人は元々政界の人間ではなかったが亡くなった夫の意思を継いで第二風都タワー計画を進めるために議員になり、そのセレモニーイベントのボディーガードを依頼する形で鳴海探偵事務所にやって来る。
幼い自分の娘をタワーの宣伝のために出すという独特なスタイルをとってるがこれはあすかには既に亡くなってるにもかかわらずパパは帰ってくるという我が子を思うがための嘘をついてるからであり、翔太郎との対話や改めて娘と向き合いドーパント事件解決後は、政界を引退して第二風都タワー計画を白紙にしている。
続編の『風都探偵』で政界引退後の動向が書かれ、現在は風都市内のエコロジー研究所で研究員として風都の環境を調査している。b達の宝物の事件で風都湾岸で発生した異常気象の依頼を受けた翔太郎から協力を頼まれている。
事件から数日後フィリップからの依頼で改めて調べ直した結果、風都湾岸に置かれてた残骸の正体がかつての有力者が残した風力発電が主流となるずっと前に使われた原子力発電の残骸を湾岸にある特別廃棄場に不法投棄したものであるとトラッシュの事件で公になり、改めて風都警察とエコロジー研究所との合同調査で現場を調べると残骸を発見した。幸い厳重に保管されてたため環境に影響はないことがわかり放射性物質と湾岸内の夕焼けを覆ってたX粒子を解く特殊なシャボン玉を創り出すことで当初の翔太郎達が受けた「湾岸の太陽をもとに戻してほしい」という依頼の完遂に貢献した。