極道先生
きょくどうせんせい
「少獨知音絕,返歸尚白雪,
人皆笑風狂,誰奏神人悅。」
本名:尚風悅(しょうふうえつ)
「霹靂布袋戲」シリーズの登場人物。
「霹靂震寰宇之龍戰八荒」では主要人物の一人として活躍した。
嘯龍居の主である優雅な文士。「鬼之鑄術」の伝承者である鍛冶師の側面を持つ。
醉飲黃龍たち「御天五龍(刀龍)」と友好関係にあり、彼らに助力する。
よそ者が嘯龍居を汚すことを許さないなど、潔癖症なところがある。
正体は上天界の御聖主で、出身は刀龍たちと同じ場所である。
性別 | 男 |
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初登場 | 霹靂震寰宇之龍戰八荒 第3集 |
根拠地 | 嘯龍居、湘雲居 |
出身 | 四魌界 |
友人 | 醉飲黃龍、拂櫻齋主、楓岫主人、阿修羅 |
師匠 | 羽天休伊 |
専門 | 鬼之鑄術 |
所有物 | 摺扇、琴 |
出身
宇宙の中にある異次元空間「四魌界(しきかい)」。その最上層にある国「詩意天城」は、「上天界」とも呼ばれた。詩意天城には二つの王族――悅神聖族(えつしんせいぞく)と御天龍族(ぎょてんりゅうぞく)が存在する。極道先生は悅神聖族の出身で、御聖主と呼ばれた。
王族の伝統では、歴代の上天界の王者を選ぶために、二つの王族からそれぞれ一人の代表者を選んで競わせる。勝者は上天界の領主になり、上天界の力と神剣が得られる決まりになっている。
悅神聖族から選んだ代表者が、御聖主である。だが彼は王位争いの参加を拒み、苦境に逃げ込んだ。一方、御天龍族も四魌界最下層の国「火宅佛獄」の王である邪天御武を追うために、苦境に入る。苦境に逃げ込んだ御聖主は、鍛冶師の羽天休伊と出会い、彼に師事する。羽天休伊から「鬼之鑄術」を学んだあと、嘯龍居を構え、「極道先生」と名乗るようになる。
御天五龍の筆頭・醉飲黃龍が苦境に入る際、誤って嘯龍居に入ったことから、二人は親友になる。
容姿が莫召奴に似ており、ファンのみならず、公式にも言及された。しかし二人が登場する作品が異なり、接点も少ないため、作品の中で出会う機会がなかった。「斬魔錄」、「破邪傳」、「霹靂魔封」などの作品では、両者とも登場するが、出会うことなく物語が終わる。
「霹靂俠峰」にて、ついに共演を果たす。狂乱状態に陥った極道先生が、心築情巢に殴りこんだところで、莫召奴と出会うことになる。両者が扇を駆使して戦う場面が見られる。
霹靂俠峰31、32:莫召奴と極道先生(Youtube公式チャンネル「PILI 霹靂布袋戲」より)
- 公式人物資料(極道先生)※中国語