概要
ゲーム「艦隊これくしょん」2021年夏イベント「増援輸送作戦!地中海の戦い」第三海域最終ボスとして登場した新たな深海棲艦である。
容姿
初期状態(メイン画像)ではダイオウグソクムシを思わせる甲殻に覆われた頭部とその下に伸びる肉質の触手、レオタードとストッキングの組み合わせらしき服装の上からマントを羽織るなど、人の顔が見えない以外は全体的に提督たちにはおなじみの空母ヲ級に似たデザインとなっている。目立つ違いは左手に携えるのが大ぶりな弓であることだが、これもヲ級の杖を連想させる鉤のような作りである。
なお、この段階でも甲殻の下から髪がはみ出しているので兜のようなものであることは推測できる。
ソレデモヤル・・・トイウ・・・ノ・・・・・・ッ? イイワ・・・・・・ジャア・・・・・・シズメテアゲル・・・ッ・・・・・・。 アナタタチ・・・ヲ・・・ココデッ・・・・・・!
その見慣れた(?)フォルムが最終形態となる「壊」では一変し、頭の甲殻部分が大胆にパージされて白髪の美女が姿を見せる(同じく提督たちになじみ深い一般深海棲艦で例えるなら近いのは戦艦タ級だろうか)。
襟部分には鋭く上に伸びる装飾的な棘が目立ち、さながら王冠の角を思わせる。
通常時・壊ともに周囲にはいわゆる「たこ焼き」系の丸っこい艦載機を従えている。
なお、当初は戦闘グラフィックのバグで空母ヲ級や軽母ヌ級の無印が積んでいる旧式艦載機を飛ばしてきていた。
史実のイラストリアス級が太平洋戦争最末期に太平洋戦線に姿を現したのと同じように、欧州イベント以外にも「遠征」という名目で日本近海で姿を現している。
性能
敵側初の装甲空母であり、中破状態でも攻撃/夜襲が可能。
(装甲空母姫などは名前こそ装甲空母ながら、実際の挙動としては航空戦艦だった)
その反面搭載数は最終形態でも14/14/14/13という姫級にあるまじき少なさ(参考例として随伴で登場する空母夏姫を挙げると72/72/63/0である)であり、制空権確保状態でアトランタなどの強力な対空CIが決まれば棒立ちに追い込むことも不可能ではない。
関連イラスト
関連タグ
アンツィオ沖棲姫:既存のノーマル深海棲艦に似たフォルムから人らしい最終形態になる仲間同士。何の因果か初登場が欧州作戦という繋がりでもある。