楽しみたまえ。公演の時間だよ
聴くがいい! 魔の響きを! 『死神のための葬送曲』(レクイエム・フォー・デス)!
概要
- ランク:B
- 種別:対軍宝具
- レンジ:1~60
- 最大捕捉:500人
- 由来:生前作曲した名曲『レクイエム』とそれにまつわる伝説。
「Fate/Grand Order」に登場するヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの宝具。
モーツァルトが生涯最後に作曲した楽曲「レクイエム ニ短調 K.626」に関する逸話が宝具と化したもの。
現代の日本人には「宝くじのロト7のCMの曲」、旧来のゲームファンにはあの皇帝のステージBGMと言えば分かりやすいだろう。
オペラ曲「魔笛」の作曲が終盤に差し掛かって居た頃、モーツァルトは見知らぬ男性に「さる高貴な人物のために葬送曲(レクイエム)を書いて欲しい」と莫大な前払金とともに依頼される。
流石にモーツァルトは怪しむものの、過大な前払金を受け取ってしまった以上断ることも出来ず、「魔笛」の残りを急遽仕上げ、レクイエムの作曲に取り掛かる。
…だが、モーツァルトはその作曲中に病に倒れる。病は徐々に彼を蝕んでいき、遂には床に伏すまでに進行してしまう。
病で苦しむ中、モーツァルトはふと思った。
「レクイエムを頼んだあの男は死神で、死神が私自身のための葬送曲を依頼しに来たのではないか?」と。
その後も病は食い止められず、未完のレクイエムを遺し35歳の若さでこの世を去った。
なお、遺されたレクイエムは弟子たちの手で後に一応の完成を見た。
ゲーム上では、種類はArtsで、効果は【敵全体にランダムで攻撃ダウン・防御ダウン・呪いを付与(効果はいずれも3ターン継続)】というものになっている。
関連タグ
Fate/GrandOrder 宝具 ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(Fate)
アントニオ・サリエリ(Fate):曲を依頼した『死神』とされる人物。これは戯曲「アマデウス」での創作であるため、勿論史実ではそんなことはない。だが、そういうありもしない黒い話だけが広まってしまったので…