概要
1921年生まれ。
非情に小柄な人物であり、その体格を生かして「小人のマーチャン」というコメディアンをしていた。
活躍の場は主に日劇のショーやタップダンス、芝居、キャバレーや舞台でのコミックショー。台湾や東南アジアなど、海外興行の経験もある。
46歳の時に受けたオーディションで円谷英二と有川貞昌に見いだされ、映画『怪獣島の決戦ゴジラの息子』にてミニラのスーツアクターとして抜擢。それ以後の作品でもミニラを演じている。
1966年の『ウルトラQ』でもガラモンのスーツアクター役の候補として名前が挙がったが、実現には至らなかった。
ゴジラのスーツアクターを務めた中島春雄は、器用で面白い動きが得意であったと証言している。また平成ゴジラでベビーゴジラのスーツアクターを演じた破李拳竜は元祖ゴジラの息子として彼をリスペクトしていた。また彼の事は「マーさん」と呼んでいたらしい。
2000年死去。